20代伝人の陳柄老師(老師と言っても私より1つ上なだけ)が来日した時に私も参加したのだが、その時におっしゃったこと
現在、(陳式)太極拳には老架、新架、小架の三つが伝えられていると云うことだった
簡単に分けるとその3つなのだ
初めに大架式と小架式に分けた兄弟がおられた
そして、大架式が2つに分かれた それを老架と新架と呼ぶ
大架1 大架2とか言うなら解りやすかったのに・・・
そして、老架式は老架式で 新架式は新架式で新しくなっているわけだ
で、同じ型をやっても、老師によって動きが違う
去年の合宿で重道先生が
「2人の先生に教わったら2倍、3人の先生に教わったら3倍遠回りすることになるね」
と仰っていたのもよく解る気がする
しかし、今回の合宿で面白い話を聞いた
現在、19代伝人の中で「四天王」と呼ばれる先生方が居られる
なぜ四天王かというと・・・以前書いたからいいや
その中にやたらハッケイ動作が多い先生が居られるが関係者ならすぐお分かりだ
で、その方の老架一路で・・・
「ごく普通」に老架一路をやってる映像があったということだ
最初にいつも入れるハッケイがないし、その後も普通であったという
これを言っておられたのは太極拳学会でも高弟である兄弟子なので信憑性は高い 実際それ見てスゲー驚いたという あの方が普通にやってたら驚くわな・・・
いつも、ドンドンパンパンとハッケイ動作繰り出すのに・・・
そして、昔の話になるが
重道先生と一緒に行った古くからの兄弟子は、最初の頃は新架式ばっかり練習していたものだと云う
現在は最初に習うのにいきなり新架式ってことはないだろう
その後、NHKで小旺先生が重道先生ともう一人をつれて「老架式」をやった
その時に重道先生も初めて「老架式」をやったのだという
その時のエピソードでも初耳なのがあったのだが、あえて書かない。
そしてその後、日本で習うものに老架式が入ってきた模様である
高弟である兄弟子A氏がまとめた結論であるが、
その頃に陳家溝で、普及用として今のベースとなっている「老架式」ができたのではないか?ということだ
某先生が「普通」にやっておられたというそれ
現在我々が38式の次くらいに習う「老架式」がそうなわけか?
私ごときがネットで書いている時点で「噂」の類になってしまっているが
私はそんな風に憶えておこうと思う
違っていたらご指摘ください
そういえば、合宿行ったらこのブログ見てる兄弟弟子や、初対面の兄弟弟子とかが結構多くてびっくりしたのに・・・
あまり、こーゆーこと書かない方が良さそうな感じがしたのだが
私も考えを整理したかったので、今回はあえて書いておきました
あしからず
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