杜の都・・・これは仙台の雅称であり、杜の都と言えば仙台を思い出す
が、盛岡も杜陵(訓読みで盛岡)という雅称があり、かの石川啄木が好んで用いた・・・ので、杜の都を少し名乗っている(傍から見りゃあ便乗している)
その為だろうか?あそこにいた頃は盛岡の人たちは多少仙台に対して対抗心と言うか、敵意と言うかひけめというか・・・羨ましがってるだけって気がするのだが
ひねた目で見ているような部分があった気がした
そりゃあ、東京出る新幹線が盛岡まで行かずに仙台で止まってしまうことに腹たつこともあるだろうけど 最後まで行けっちゅーねんってとこだ
仙台の方は意にも介してないだろう
富山に生まれたのでよく解るが、金沢の人たちが富山をかな~り見下しているのと・・・状況が非常に似通っているのでなんとなくダブる
さて、タイトルの映画の話に移る
どうも昔っから映画で怪獣ものや恐竜ものを見るのが大好きであった
ジュラシックパークは3つとも観たし、学生時代はゴジラも観た
向こうのゴジラも観たな・・・話の内容は兎も角でっかいのが出るだけでいい
それだけで映画館で観ることの有意義さがある、あーゆーのは
で、最近DVDでも借りようかと思って出歩く
別に何が見たい訳でもなくウロウロしていて目に付いた
「ガメラ」である
平成に入ってやった4つのうちの3つ 4つ目は無視する
学生時代・・・いや卒業してからも観たな 怪獣ものは映画館に限るのだが懐かしくなってつい借りた その日は旧作100円だったし
たかだか10年ちょっと前の映画だったのに今となってはアナログ感が目一杯漂うものになっている
あと何年かで「昭和的」だとか言われそうなくらい
しかし懐かしい、新しめのTVで思わず見入る
そして「ガメラ2」飛来したでっかい植物体が大爆発を起こすシーン
ガメラも、街そのものを巻き込んだ壮絶な大爆発 映画館で観た時は圧巻だった
そして字幕が出る・・・
「仙台消滅」
ドハッ
次の瞬間 盛岡の映画館で笑いが起こったのを思い出してしまった
あの映画観た時に一番心に残ったのはどんなシーンでもセリフでもなく
盛岡市民の笑い声だったとか言うそんなハナシ・・・
PR