今月の旅行は楽しかった、またどこかへ行きたいもんだ。
高校の頃、北海道へ行ったことがある。
富良野でスキーしたのだ、楽しかった。
北海道は別世界だった、だだっ広くて地平線は見えるし、車は制限速度を守らない。
しかし、ちょっと驚いたことがある。
当時、転勤で札幌に居た伯父を訪ねていったのだが・・・
その札幌の町
見慣れた北陸銀行の看板が異様に目に付くのだ。
どういうわけか、後に判った。
富山は裕福な土地である。
持ち家率や住宅当たりの延べ面積、道路整備は全国一
3000メートル級の立山連峰を南に、富山平野が広がり 7つの1級河川が平野を潤し質の良い米をつくる。
種籾は全国に輸出されており、日本の種籾の半分は富山県のものだ
そして北には富山湾
この富山湾は浅瀬が少なく、深いところは1000メートルという驚きな海
そのおかげで浅いところでは暖水流系の魚、深いところでは冷水系の魚、
おまけに深海系の魚までとれるのである。
富山県人の魚の消費量は半端ではない。
しかし、米騒動が起こったのも富山。
歴史的にみると、太古から裕福だったわけではない。
貧しい時には北前舟で出稼ぎもしていたらしい。
富山は北前舟の中継地点でもあるのだ。
その北前舟で出稼ぎや移住に行った場所が、北海道である
北海道周辺の昆布漁は富山県人によって築かれたという歴史がある。
もともと裕福な富山県民・・・・
高貴な食べ物とされていた昆布は日常の食生活には欠かせない。
富山のおにぎり・・・
昆布で包まれていて、形はめずらしい球形・・・他県で球形のおにぎり(バクダンと言われる)作って笑われたなんて話もある。
まあ、そんなわけで北海道に北陸銀行が多くあったのはその名残らしい。
富山と北海道・・・実は非常に繋がりのある関係なのである。
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