奥州平泉・・・観るべきところは色々あるが、今回は3つ観る
一つ目の中尊寺を観終わった
ここは別に、そのようなご大層なものがあるワケではない
義経最後の場所 このような建物と、こんな顔なワケないだろうという義経象
芭蕉の句碑とか、年表や歴史上の人物紹介などがあるだけである
そもそもこんな狭い所でよく戦ったなというとこだが、昔と比べて北上川が浸食してきて狭くなったらしい
北上川と山と平野
源義経もはるか昔にここでこの景色を・・・どんな思いでみていたのかと思うと 歴史にロマンを感じずにはいられない場所である
この景色が副交感神経を優位にさせてしまったのか・・・
ロクすっぽ観光せずにつらそうな顔に・・・
だが、義経堂にははばかりがあったので助かる
顔色が回復してじっくりこの景色を鑑賞 再びこの景色を
毛越寺に行く
ビックリしたのは法要やってたことだった
世界遺産とはいえ寺なんだから当たり前かもしれないが、こんなトコでこーゆー事を普通にやってるのはなんとなくビックリだった
しかし、ここの凄いのはなんと言っても庭園である
極楽浄土を地上に表現したと言われるこの景観
枯山水風の築山やら遣水 難しい事はどーでもいいが 感動を覚えずにはいられない
連れて行くと騙して1年・・・事あるごとに言われる辛さからようやく解放されそうである
こんな私なんぞが撮った写真にはなんの感動も写って無い
ここには実際に行って観てみるべきである
本っ当に感動的な庭園なのだ
芸術に必要なのは 見る或いは聴くという造作ではなく感じる調和であると思う
で、あれば感じ方など人それぞれ 芸術感はある程度違って当然という部分も確かにあるだろう
しかし、万人の感性を強く刺激するものは確かに存在する
そもそも多数の人間が感銘を受けないなら芸術など存在しないワケであるし
これを見て何も感じないのは人として最低限供わってなくちゃいけない何かが欠落していると言わざるを得ない
こないだは秋で、今回は夏 春と冬の毛越寺を観るのが今後の課題である
しかし、震災があって東北は未だ辛さを強いられている
そんな中、この奥州平泉が世界遺産となり東北復興の大きな手助けになるというのは嬉しいことこの上ないだろう
ちょっと早めに行ったのだが、帰る頃には大勢の人が居た
今後、ここを訪れる人々はもっと増えるだろう
もっと増えて、東北に元気を落として行って欲しい 本当にそう思った
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