岩手県に、つまり大学にいた頃・・・・
その時 聞きなれない言葉を耳にした。
未だによく判らないが、東北ではよく使われる言葉らしい。
特に、医者ならばその使用には注意が必要らしいのだ、あっちでは。
大学でも結構上の学年になった頃だ
ある教授が身体を悪くした。
どういう病気かは忘れてしまったし、その後元気になられていたので安心もしたが・・・
症状としては、結構最近 日本の元野球選手、それも国民的英雄のあの方のような症状だったか?
病気は違うのかな・・・・確か。
当然生徒たちは噂する。
「なあ、あの教授どうしたんだ?」
「○○日くらい前ですよ」
「かなり大変なんじゃないの?」
とか好きなことを言っていた最中・・・・青森県出身の後輩が言った。
「あれって、あたったんでしょ?」
一同に沈黙が走る・・・・・私がその沈黙を破った
「あたったって・・・・何?」
「え?言いませんか?よく」
言いません、普通・・・・ その場にいた東北人は彼だけだった。
その彼は、青森でも結構いい家柄の子孫。
何代にもわたってその地で過ごしている一族の末裔である。
その彼がごく常識的にこの言葉を使用しているのがよく判るエピソードだ。
あたった
まあ、聞いたことはあった 東北の医大にもう何年もいるわけだし・・・
医者になった先輩もおっしゃってた。
岩手でもかなり田舎の方に仕事で行き、患者の癌が発覚するとする。
意を決して告知・・・・
「癌です。」
と言うと
「ああ良かった、あたったんじゃないんだ」
と、思われてしまうとか。
つまり東北の方では、この「あたった」という言葉がそのくらいに重たい言葉らしいのだ。
しかしながら・・・・
具体的にどんなものなのかは未だにわかりません。
あたった!
Re:あたった!
岩手です。
Re:岩手です。
ちょっと遅れて
Re:ちょっと遅れて
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