もう、2月も終わる頃か・・・
冬になって、この時期まで 毎年思い出すことがある
10年ほど前、私は岩手県で勉強をしていた。
生涯で1番机に向かった時期であろう、他の人たちは中学、高校、大学受験が一番だというが、私はこの時期だ・・・
歯科医師国家試験のための勉強をした。
そもそも、この時は卒業試験に苦労した。
卒業試験が始まる前日まで、私はオーケストラ部の定期演奏会のための練習をしていたからだ。
私は指揮をしていたので、私がいないと合奏練習は出来ない
しかも、本番では舞台の上で指揮をするという・・・
それを聞いた同級生は、私が卒業も「棒に振る」気だと思ったらしい。
しかし、試験の日程と試験範囲は前もって知らされている。
予定をくみ、勉強と部活動を両立させる・・・
これこそが、責任ある人間の態度ではなかろうか。
まあ、言い訳であるが 両方死ぬ気でやらんといかん状況に身を置くはめになってしまったのである。
試験には、追試がある・・・
それを利用して、数教科は全く勉強しないで試験に臨んだ。
ようするに捨てた・・・追試の時に勉強するのだ。
勉強した教科が落ちて全く勉強しなかった教科が受かってたりもしたが・・・
結果、狙い通りの数が追試になる。予定通りだが威張る所ではない。
そして、追試は年を越して行われ・・・
そのままの勢いで国家試験の勉強も続けるハメになったのである。
一度途切れさせると、やる気なくしそうだったし・・・
そんな理由で、人より早く大学教養部の図書館で国試勉強していると・・・
何日か経ったある日、私がいつも使用してた席に誰かいる。
同級生であった、それから日を追うごとに同級生の数が増える・・・
来るのは追試とは無縁な人たちだ・・・
う~む、やはりやってる奴は日頃から努力してるんだな~
それまでは最大でも前日に5時間だった私とはエライ違いだ。
しかし、そんな優等生に混じって早くから勉強していると
いつもより余裕がある。
昼はじゃじゃ麺食べにいったり、ピザのバイキングに行ったりと、楽しみながら図書館に通ったものだ。
この時期に時折聞こえてきた渡りの白鳥の声
江戸屋子猫の言ったことを信じれば、オオハクチョウではなくコハクチョウなのだろうが・・・(鳴き声が微妙に違うらしい)
こちらでは聞かない声である。
この時期になると、ちょっと懐かしく思い出すのである。
で、よくみたら今回 ブログ200番目の記事だった・・・
なんかヘンな話になってしまったな。
無題
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60点の勉強
Re:60点の勉強
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