患者さんの中で、治療中によく居眠りをする方が居られる
緊張して脂汗流してる方も居られるが、そーゆー人は寝る人が信じられないだろう
が、治療に慣れた方やそれまで痛かったのが治まった方で
治療中に居眠りをされる方は結構居られるのだ
別にそんなに困らないが、たまにガクンと口を閉じようとするのだけは注意が必要になる
コツをつかめば簡単だし、大きく開けて欲しい時は口を閉じれなくする「開口器」を使ってそのまま眠ってもらったりする
仕事終わって疲れてる方も居られよう
が、実は眠いのは患者ばかりではない
ドクターも眠いことがあるのだ
学生時代である
先生の横について治療を見学し勉強している時だった
いきなり担当の先生が
「では、ここをやってみなさい」
と・・・簡単な処置ではあったが、生きた患者さんの口に触れることなどまだなかったのでえらく緊張した憶えがある
で、その治療の後
なぜ私にやらせたのか先生が語った
「実はあの時、凄く眠くて」
だそうである
こっちは緊張のあまりそれどころではなかったというのに
だが、その時思った
私もプロになれば、治療中に眠たくなることがあるのかも知れないな・・・と
いや、緊張せずに むしろ眠くなるほど余裕を持ってできるようになってようやく一人前のプロなのか?
そんな風に思った
で、それから10年一寸の月日が流れたが・・・
私、未だに治療中に眠くなったことがない
たとえ前日に3時間以下の睡眠しかとってない時でも
RPGしてて、毎日寝るのが2時近くなってもである
まあ、基本12時回らないうちに床に入るのだが・・・8時間くらい睡眠はとっているが
しかし、治療の合間に眠くても 未だ治療中「眠い」と思ったことはない
リサーチしてみると他の先生は「ある」人が多数だ
もちろん、患者さんには言わない話だと思うけど・・・
なぜだろう? まあ、性分だと思うが
それともまだ一人前じゃないのだろうか?
PR