学会が近いので、ちょっと色々やらなきゃいけなくて困ってる日々
岩手医大の先生方が富山にいらっしゃるので、ちょっとばかし説明しなきゃならんこともあるのだが・・・
何気に案内に「総曲輪」と書いて思う。
この字って他県民は読めるのかな?
「富山市総曲輪」と言えば、富山県民なら必ず読める。
読めないヤツは他県か北テロ国家のスパイだろうから即刻つかまえてそっ首刎ねてしまったほうが後顧の憂いを残さないだろう・・・ってくらい。
だが、他県の人に字だけ伝えても・・・タクシーでも乗ったとき困らないか?
心配なので読み仮名も伝えといた。
これは「そうがわ」と読む。
考えてみれば、他にもありそうだ。
「石動」「雨晴」「城端」など・・・
イスルギ、アマバラシ、ジョウハナである。
まあ、沖縄や北海道ほど難しい字はないと思うが、古くからの呼び名に漢字を当てはめたら読みづらくなるんだろう。
実は、歯科の世界でもおかしな読み方は存在する。
「抜糸」である。
間違いなく「バッシ」と読むことだろうし、それが正解であるのだが・・・
歯科の世界では「バツイト」と読むのだ。
何故か。
「バッシ」では「抜糸」か「抜歯」か判らないからである。
ドクターがスタッフに「バッシの準備をして」
と言った場合、抜糸したいのに抜歯の道具そろえられたりすると困る。
そういったことで習慣になっているのだ。
歯医者でドクターが「バツイトの準備して」
と言ってても「こいつアホか」と思わないで戴きたい。
そういえば、他にも・・・
解剖学を勉強した者は、一般人と違う呼び方をするものがある。
「頭骸骨」である。
一般人は「づがいこつ」と読むだろうが
我々は「とうがいこつ」と読む。
これは、解剖学の世界では「とうがいこつ」正式である。
「づがいこつ」は俗称にすぎない。
でも、つい一般人の前で「とうがいこつ」と読んでしまうんだよな。
まあ、我々の世界でも色々あるわけだ、
世界にはきっといろんな読み方があるんだろうな~と思ったり・・・
ほたる野歯科医院は 富山県 射水市の歯科医院です
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