さて、毎年の事であるがこの9月と云う月
この歯科医院はゆとりにつつまれる
なにせ周りは田んぼの土地柄
医院が立つ前は我が家も田んぼだったのは記憶に新しい
そして9月は稲刈りの季節・・・ようするに農繁期
いつもだったら患者さんが来る時間帯も空いている
要するにヒマなのである
開業当時は 「こんなんでやっていけるんだろうか」
と頭を抱え込むくらいだった
現在はヒマな理由も解り、毎年の事になってしまっている
なにより、来院者数も増えているので9月は「休息」といった感じ
この間に事務的な整理や従業員のレベルアップ
そして、夏の間に来院された患者さんの
「時間のかかる難しい治療」をじっくりやる月にしている
正直に言うが込んでいる忙しい時期に難しい患者さんに来られると結構つらい
まあ、忙しい時は忙しい時でテンションが高いのでガンガン攻めることもあるのだが、やはり時間のある時にじっくりと治療した方が良いってのが事実である
だが考えてみれば、農業と関係の無い生活を送っている人はこの時期に歯科医院に来院するのがより良いのではないだろうか?
込んでる時に急患が来るのと空いてる時期に急患が来るのでは一人にかける事の出来る時間にどうしても差が出るのは事実だ
医療従事者として、公平な治療を心がけるが 「後に回していいもの」を後にやるか先にやるか・・・ってのを考えると
やはり忙しい時には後回しにしてしまうのは
悲しい事だが事実である
もっともそれを気付かせないように口で言いくるめるという小賢しいテクニックは
歯科医師ならば持っていて当然なのであるが・・・
こんな事を正直にとブログに書いている歯科医師も私一人かもしれないと思ってみる
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