「陛下、今父君や兄君は金国の牢獄で牛乳等を飲まされておるのですぞ」
「なに、牛乳じゃと?あぁ・・おいたわしや父上、兄上」
宋の時代の中国
高宗皇帝と家臣の会話にこんなのがあっただのなかっただの・・・
ちなみにその皇帝の父 徽宗と兄 欽宗が金国にとらわれていた時の会話らしい。
なぜ上記のような会話があったか・・・
昔、中国は牛乳を飲む習慣がなかったからだ。
犬や猫、猿やパンダまで食べる中国人・・・・
それが牛乳飲んでるくらいでわめいたのである。
悪食・・・とは言わない
未だに世界が太古の中国の食文化に及んでいないだけかもしれないのだ
清の時代、西太后と乾隆帝が食したといわれる満漢全席は計94品
いったい何を食べたのだろう・・・
しかし、こんなのも あの中国の歴史から見ればそれほどでもない。
上記の高宗皇帝が、家臣の家に招かれた時の宴会
張王府の宴として、この時のメニューが未だに完全に残っており、文化史の研究素材にまでなってるとか・・・
ちなみにウィキペディアあたりには書いてない、まあネットの知識などたかが知れたものであるが・・・
それによると、
なんとオードブルだけで72種類・・・
そして休憩時間をはさんで「再座」となる。
そして、68種類の軽食、果物、菓子が出て・・・
ついで酒が出される・・・(薀蓄のなかで薀蓄を語るが、紹興酒とはこの頃 つまり宋の紹興年間に誕生したらしい)
で、酒の肴が30種類・・・
その後にようやく飯が出てきておかずが数十種類・・・この時点でハラに入るのか?
その間に音楽等が催されるというなんとも想像を絶するものだ。
こうなると、食べてない食材は何?と聞いたほうが早い。
こんな人たちを今のフランス料理のフルコースなんかで接待したら、あまりのビンボーさで そっ首はねられそうである・・・
ちなみにこの話は西暦1151年、平安時代だ
そんなに呆れるほど食べてる癖に牛乳くらいで泣くのが面白い
そういえば、昔読んだ下らない漫画を思い出した
あるところに魔女がいました。ゴキブリとムカデのスープを作っています。
出来上がってさあ、食べようとしたら なんとハエが飛んできてスープの中に入ってしまいました。
魔女は言いました
「まあ、汚い」
なんだかそーゆー感じ
無題
Re:無題
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