今年の4月頃に初版になった本を今更にして読んでいる。
結構前に買ったのだが、なんとなく読みそびれていた。
著者は、結構有名。
以前、週間こどもニュースに出てた方である。
読んで驚く。
経済学、について触れている行だ。
経済学とは資源の最適分配を目的とする学問である・・・と言うことを解り易く書いてある。
その中で・・・
世界には若くて体力もあり、働きたいと思っているのに働けない人が多く居る。
働きたいのに働けないのは、社会のなかで自分が意味の無い存在に思えてしまう。
それは、人間としての誇りを失わせるものだ・・・
その結果、犯罪やテロに走ってしまう結果を引き起こしてしまう。
と言うようなことが書かれていた。
読んだ瞬間、衝撃を受けた。
折しもそれを彷彿とさせるような事件が最近起こったばかりではないか。
それを起こした者を擁護するような気は全く無いが、
しかし、なぜあのような惨劇が起こったのか。
そのことをこの本は実に的確に指摘しているような気がしてならない。
してみれば、今回はたまたまあの場所で起こっただけ・・・とも考えられるのではないか?誰がそうなっていたかなど分かるようなものではない。
偶発的なものではないのだとしたら、引き金になりかねない事象は身の回りにも多くあるのではないか?
歯科医の世界もそうかもしれない。
最近、日本の歯科医師の中国進出が見受けられることを少し前に新聞で読んだ。
高度経済成長著しい中国。
歯科の治療も日本の治療を受けた「日本ブランド」が有難がられたりするとか、中国に行く日本人が多いため、現地で治療をするとか言ってるが・・・
用は、日本の歯科医師は飽和状態になっている気がする。
私のようなチャイナフリー野郎は意地でも中国なぞ行かないだろうが・・・
それでも開業前に温県の陳家溝(太極拳の里)あたりで日本の歯科医師募集してたら、どう思ってただろうか・・・
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