先日実家を訪れた折、爺ちゃんのもらい物のウィスキーやブランデーをしげしげと眺めていた。
爺さんが亡くなったのは20年近く前になるか・・・
これらのウィスキーやブランデーもその前後からあるんだな~と、思いながら眺める。
瓶に入れた後はワインじゃない限り熟成はしないという。
機会があれば飲んだほうがいいな~とか思いながら、ブランデーはあまり飲まない私。
欲しければ持って行っていいと、バアちゃんは言う。
20年前にあって、今はもう閉鎖されている蒸留所とかもあるし、何か面白い酒でもないかな~と眺めていたところ、ダイワの包みに入った箱を見付ける。
これは何の酒かな~と手にとってみたが・・・妙だ。
酒ならチャポチャポと音がする筈だが、それがない。
包みを透かしてみると・・・クッキーって書いてあるじゃないか。
バアちゃんがその昔、酒と間違えてしまい込んだ物であるらしい。
持った感じで判れ・・・
まぎれもなくクッキー、デンマーク産のバタークッキーであるらしい。
なんか食えそうじゃないか?これ・・・
しかし、バタークッキーの蓋を開けたとき特有のいい香りがしない・・・
ウチの親なら見せたら食べようと言い出しそうだ・・・
親にはうそを伝える
「エリに見せたらそっぽ向いた」
犬が嫌がるのならやめたほうがいいと納得したらしく、このクッキーは池の鯉の餌になることに決定しました。
鯉が次の日、腹見せて浮かんでないことを祈るばかりである。
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