新郎新婦のお色直し 新婦の着替えに時間がかかるので新郎はただ待っているだけだろう 高砂には美味しい料理が次々と運ばれてるだろうに・・・
なのでその間に余興を入れる
私自らが太極拳の演武を行うと言う・・・
借り物の演武服に身を包み 入場曲にレスピーギの「ローマの祭」 派手すぎ
場所が狭かった、式場の片隅 予定していた動きは全部できまい
5分くらいを考えていたのだが短縮して短くする事に・・・
だが、それをアドリブでやろうと言う無謀さ
しかしながら太極拳の関係者はこの時期忙しく、兄弟子1人しか呼んでいない
ので、調子に乗って相当アドリブな太極拳かます
寒かったし体の調子悪かったので、そもそも稽古不足なのだが・・・
まあ、一応学生時代から20年くらいやっているので 素人目にはそれなりにみえる演武をしたつもりである
で、後から聞いた話だが それを見たウチのスタッフたち
「治療中でもあんな真面目な顔は見たこと無い」
って言ってたらしい 失礼なムスメどもめ
新郎控室に戻って衣装直し・・・の前にクールダウン
手を抜いたとはいえそれなりにハッケイの多い型をやったので後から汗が出る
汗がひいた後着替えを終えて新婦の着替えが終わるのを待つ
あれだけやっても新婦の着替えより早いんだなぁ
しかし、演武服に着替えたので私の方が新婦よりもお色直しが多い事になると言う・・・妙な結果になった
新婦の着替えも終わり式場の前へ
新婦のドレスの裾を二人の新婦の姪が持つ事になっているのだが・・・
式場の前へ行くと大泣きしている女の子が
新婦の姪の一人が寝ていた所を起こされて機嫌悪くなっていた
なだめすかして裾持たせることになるが
こんなのって泣き顔を写真に撮られたうえに一生言われ続けなきゃいけないだろうと思うとちょっと可哀そうである 面白かったが
さて、入場する事になるが問題がひとつ
新婦は父親に連れられて入場 私のトコまで来る こんな場合は結婚行進曲等が相応しく当然のようにそのような曲で入る
が、先に一人で入る私
結婚行進曲で一人で入るなんて淋しいことこの上ない
何かいい曲が無いか頭をひねった
淋しく感じるのは嫌だが悲壮感漂わせるわけにもいかない
何か堂々と入れる曲は・・・
堂々・・・
と言うわけでエルガーの「威風堂々」に決定 ちょっと安直な気もするが
学生時代よく振った曲だ 入学式の入場行進ちょっと思い出した
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