そして5月2日 手術の日
鼻の穴からいろんな器具入れて骨をがりがり削るんだろうな~と
まあ、部位は違うがこっちも抜歯の時などに骨を削る事は多い
何となく想像できてしまう
その後は鼻にガーゼを詰められると聞かされる
あれが辛いんだよな と経験で解る
中学、高校でやってるから・・・
鼻の奥で涙がせき止められてガーゼとれるまでは涙目になるだろうな・・・また
手術当日は医院は休みの筈なのだが朝から電話が何件もかかって来る
手術は昼頃なので急患対応
何人か治療して軽く朝昼兼用のメシ
で、いよいよ手術 ドキドキというよりもヤレヤレ時が重い感じ
手術は局所麻酔
目の近くをやるから、もし物が二重に見えたりしたらすぐ言うようにとか言われた
一度そんな風になったモノを途中で手術止めたからと言って元に戻るものなのか?
手術ってものやられる方は動けないし・・・
痛くなければヒマだし、痛いと辛いし
やはりたまには患者になってみるものだと痛感
BGMじゃなくて落語でも流しておいて欲しかったとか考えてしまう
手術は意外と難しかったらしく、予定時間をオーバー
同級生いわく「年季が入っている」と
中学高校でやって、これで3回目
今までやったところがへんな風に治癒しちゃってるんだろう
上顎洞に繋がるところに穴を開けた瞬間だと思われる
「うわ、出てきた」 と言われ、周りのナースも思わず声を上げてた
嫌なものがいっぱい詰まってたのだろう
まあ、手術はやってる最中よりもやった後何日かの方が大変
特に帰ってから急患が何人か居られた
だんだん痛くなってきて正直それどころじゃないが応急処置を施す
不思議なモノで極限状態で出す判断って結構迷いなく正しかったりするのが面白い
それはともかく
鼻の奥までタンポンとガーゼを詰められるし、痛い・・・
その状態で1週間 大変な思いだった
それにダメージがかなりあり、少しでも体力を使うとすごく消耗した
休みの間は寝てばかりいたな・・・頭痛がしてきてビックリ
いつもそんなものはない
脳内で出血でもしたかと本気で心配したが、ヨメに寝すぎじゃないかと言われたので とりあえず寝ないで起きていたら治ったとかそんな・・・
5月の末くらいになるまでこの消耗が続いた
佐渡裕が富山に来てコンサートやってたから聴きに行ったが、それでもなかなか辛かった
・・・しかし、手術の甲斐はあった 手術前には真っ白だった右の上顎洞 手術後に撮影したCTでははっきり判るくらい上顎洞がスッキリしている
お蔭で息がしやすい
やるな、同級生