朝の連続テレビ小説であった。
師匠が主人公の祖母に、孫の箸の持ち方を褒めるシーン
「落語には凄い大事なことなんです、よぅ躾けられましたなぁ」
考えさせられるシーンだった。
と、いうのも私は結構この箸の持ち方で人を見てしまうことが多いのだ。
箸、日本人には欠かせないものだ。
神話でスサノオノミコトだったか? 川の上流から箸が流れてくるのを見つけて人が住んでいる事を悟るシーンがあったはず・・・
まあ、その頃の箸は形状が違っていたという(ピンセット型)が・・・
そんな昔から箸はあるのだ。
箸の持ち方というのをいつ教わったか?
いつ・・・というものではないだろう。
食事の時間に親から子へ、何度も繰り返し自然に憶えていくものだ。
そして、礼儀作法、横文字にするとマナーである。
マナーというのは相手に対する敬意が含まれる。
当然、箸の持ち方だってそういうものだ。
その箸をキチンと持てない人・・・・
大事な席で箸をキチンと持てない人を見る。
マナーがなってないな~と思うとあまりいい気分ではない。
そして、親から子へ伝えられるべきはずの者が伝わっていない事に対しても考えさせられてしまうものもある。
箸は幼少の頃より鍛えられるマナーだ、相手に対する敬意を育てることの出来ない家庭環境に幻滅させられる時があるのは私が偏屈な人間だからだろうか?
若い芸能人がグルメ番組に出るのをよく見かけるが、かなり高確率でキチンと箸を持っていない。
申し訳ないが、私はそれだけで好意的に見ることはできない。
マトモな家庭環境じゃなかったのかな~とか思ったりするのである。
この記事にトラックバックする