土曜日はボジョレーヌーボーをしたたかに飲んだ。
ジョルジュ・デュブッフのヴィラージュを1本と
家が酒屋やっている歯科技工士さんに戴いた アントワーヌ・シャトレのスタンダードを1/4程・・・前日の飲み残しである。
飲みながらふと思う・・・・
ジョルジュ・デュブッフの・・・そこまで美味いか?
そういえば、最近はイオンでバカみたいに売りまくってるような・・・
なんか去年はロゼまであったような・・・
気になったので知り合いの店長に電話してみた。
ここにリンクのある「森の市場」横手時代にさんざん世話になったとこだ
店長がこうおっしゃる
「何年か前に輸入元が変わったんですよ、サントリーに」
なるほど・・・
なんだか最近バカみたいな量を売ってるのに加えてロゼとか色々出してると思った。
裏にサントリーがいたのか・・・
サントリー・・・ビールはここのが凄く美味い。ダイスキである。
しかしながら輸入元としてのサントリーはどうか・・・・
ウィスキーのメジャーどころ
マッカランとボウモアはサントリーに買収されたと思ったが・・・(メジャーどこばっかり、いかにもサントリーだ)
企業の買収、最近は日本の企業が買収されそうになり危機感を募らせているが
日本の企業が買収している所は世界にどれだけあるのだろう。バブルの頃に結構やったのではないか?
ちなみに日本のウィスキーはサントリーとニッカが有名である。
サントリーはマイルドでポピュラーな路線、ニッカは少しクセのある感じに思う。
サントリーがプレイステーション的な酒をだして
ニッカがセガサターン的な酒を出している感じだ
たとえが相当古いが勘弁願いたい。
マッカランは判る、モルトのロールスロイス等と呼ばれ、とても口当たりの良いシェリー香のまろやかなウィスキーである
水割りにしても美味いので酒が判らない人でも飲みこなせる酒である。
ここなら判る。
買う人多いだろうしな・・・
しかしながらボウモアってのどうか?
ボウモアはアイラ島のスコッチウィスキーだ。
アイラ島の酒は非常にクセが強い・・・
慣れてない人は薬臭いと表現する。少なくともポピュラーな路線の酒ではない。
そして、水割りに合わない(私個人の意見である)
通な方々は一番美味しいのは1:1の水割り、トゥワイスアップと言うんだったか?それが一番美味しいと言う。
しかしながら私はそう思わない、アイラ島の酒は水を加えないほうが美味しいものが多い気がする。(例外も多いが)
大体ストレートで飲むのが苦手な日本人に好まれにくいのではないか?
そんなトコ買収してどうしようと言うのか。
案の定、現在は日本で大量に売られているが。
昔と比べると、なんだか「色」が違う気がする。ウィスキーの色ではなく、その蒸留所の特色と言う意味だが・・・
で、日本人向けに水割りの作り方を講習して、こんな風に飲ませてください・・・みたいなことやってるらしいが・・・
行きつけの店のバーテンダーさんと言ってた
「そーゆーのはどうかね~」
およそ受け入れたくない飲み方だ・・・ボウモア蒸留所は迷惑してないか?
そのサントリーがボジョレーの帝王 ジョルジュ・デュブッフに目を付けたか・・・
さぞかし、色々口出ししている事だろう・・・
同じ買収でもアサヒは違うらしい
アサヒのビールは好きじゃない、自分で買って飲んだことは一度もない。
一番発泡酒に近いビールと呼んでいる。
しかし、アサヒの買収している蒸留所はやり方を変えてないという。
分をわきまえてる感じだ。その点はダイスキ。
デュブッフのばかり飲む習慣も見直したほうがいいかもしれないな・・・
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