ここ2,3年でようやく気にならなくなってきたが・・・
この時期に流れるクリスマスソング。
聞くたびに嫌になったものだった。
話は学生時代にさかのぼる
うちの大学の定期演奏会はだいたい11月にやる。
約1年の集大成だ。
長い時間をかけて練習をしてきて、本番の舞台。
黒い服に身を通し、ステージにあがる
スポットライトがまぶしく、観客は大勢いるのに声ひとつたてない。
緊張の中で本番を迎えるのだ。
それが終わった後は心地よい脱力感がある。
フ~ッと気の抜けた状態になるのである。
そして、そんな中で12月は大学病院でクリスマス演奏会をやる。
患者さんを観客に演奏するのだ、大掛かりな定期演奏会もいいが、大学の・・・しかも医科大学の学生オーケストラなら このような演奏会のほうがむしろ有意義な気がする・・・
ウケを狙ってJ-POPやアニメソング等もやるが・・欠かせないのがクリスマスソング。
しかし、前月に定期演奏会が終わってるせいで皆、気が抜けている。
まあ、練習期間が違いすぎるのでヘタに聞こえるのはしょうがないが・・
指揮者だった私はえらく苦労した記憶があるのだ・・・
それだけならまだいい・・・
なんと、私にサンタクロースの格好させて棒を振らせた後輩たちがいた。
しかも、なんとそれが地元のテレビで放送されたのだ。何年か連続で・・・寮に帰ったら言われた
「あ、サンタさんだ!」
すげー恥ずかしかった思い出だ。
そんなわけで、しばらくの間トラウマになっていたらしい。
やれやれだ。
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