第何回かなんて酔狂な事は憶えている筈がない 自分らのさえ忘れているのだ
昭和何十何年とか平成何年でいいではないか、もう・・・
楽屋でシャワーを使わせてもらって汗も引いた
そろそろ本番の時間なのでネクタイを締めて着替えも終了
汗だくのまま寝台乗るのは嫌だったので助かりました
以前は寝台の個室とったらシャワー浴びれたものだがなぁ
締めているネクタイは浜松で買った趣味のいいもの
ハッキリ言ってネクタイは奇異なのばかりもっている 趣味だ
今回も何人も突っ込んできたが、あれはまだましな方である
タイピンはFg型のもの ソロで失敗しなかったら後輩にあげるつもりである
序曲はモーツァルトの「魔笛」
私の執行部の時にやった曲で、16年ぶりくらいである
思えばあの時は本当に序曲なんて必要か?と言い続けながら決まった曲だった
正直に蛇足だった気もする ラフマニノフのPコンチェルト2番とドヴォルザークの8番だけでちょうど良かったよなぁ
そして今回はソリストを呼んで モーツァルトのピアノコンチェルトが2曲目
しかしスミマセン 私の個人的な趣味ですが、
モーツァルトはそんなに好きじゃないのでほとんど聞きません
それでも、東北にいた頃はよく棒振ったので勉強のためと聞いていたのだが
こっち来てから自主的に聞いたモーツァルトは6.5年前の冬に高岡文化ホールでコンサートがあり、その時に「リンツ」を聞いたその一回だけだと言う
しっかり憶えているくらい聞いてないな・・・
でも良かったのは、あんまりOBが居なかったことである
OBの専横が激しい中
近年にない学生の充実さが漂う出来だったと思う
今回、現役の弦楽器が良くなっていると思った
少なくとも去年から見て
思い出してみれば、去年はあまりに下手クソだと思ったら
ほとんどが楽器経験のない1年生だと言う驚くべき答えだったことを思い出した
1年でかなり進歩がみられる、去年ならこの状態は考えることすらできなかったのであるから
外部の力を(あまり)借りずにやるという 本来あるべき学生の定期演奏会の姿がとても嬉しかった
Fg.の6年 良くやったものだ
何しろこいつは寝坊してゲネラルプローベ来てなかったような奴である
本番前に肝っ玉の太いやっちゃ
ながいこと出てると舞台慣れしてそんなに緊張しなくなる 場合によってはいいのだが、行きすぎると本番前になって礼服が無かったり、シャツにアイロンかけてなかったり、寝坊したりとマイナスに働いてしまうものだ
ゲネプロなしで本番臨んだ現役生は初めてみたけどな・・・
で、こいつに本番中に自分の写真撮ってくれと頼まれる
卒業写真に載せるためだという
なるほど・・・私は忘れてたので卒業写真の写真は医大オケのものばっかしだった
他大学の奴らとばっかり写ってたなぁ
どなたかこの写真の事をこいつに伝えておいてください
これは私のカメラで撮ったので彼は知りません 加工して明るくできない?
アナウンスでストロボたくなと言っていたにもかかわらず
無視して焚く、場所も移動したり出たり入ったり
さぞかし落ち着きのない客だと思われたことだろう
でもあれだ、結局舞台の上はでかい一眼レフの倍率の良いレンズじゃないと難しかったな
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