この時点で私は本番のステージで小さいFg.を吹かないモノだと思っていた
結局は吹いたのだが
久しぶりだが、試しに吹いているだけだと思っていたので手を抜いて吹く
本番やるものと知ってりゃあもっと真面目にやったのに
運命は何度も吹いたからなんとかなったけど
しかし、4楽章のみの参加と言っても1~4楽章全体の流れが見えていないといけない
一緒にやったのは大切な事だった
・・・で、こないだちょっと書いたが今回の運命
かなり珍妙な・・・と言うかなんと言うべきか
今までにやった事の無い解釈であった
決して間違っていない
これはアリだと思うが、聞いた事はないな というような
私が次に運命を振る機会があればどうするか?
時々考える事があるのだが、テンポをいじりまくるだろう
楽譜にそうは書いてなくても効かせたいところでじっくりテンポを落としたり
ノリの良いところでは走ってみたりしたくなることだろう
ある指揮者がTVで運命はテンポをいじるべきだ・・・みたいな事を言っていたが私はその意見に大きくうなずいた
だが、今回はそれとは対極にあるような解釈で音楽を作っている
それだけにしっかり演奏しないとなんだかヒョロヒョロで、妙にファンキーに聞こえてしまう・・・
つーか私が行った時は木管楽器がしっかり音を出してなくてそんな感じだった
こんなんで1週間後に大丈夫なのか?と思ったが
聞いてみたら、学生は今夏休みの真っただ中
1日中練習できるので短期間で大きく変わるのだそうだ
1週間あればかなり違ったものになるという
なるほど、私らの頃は夏休みに合宿があり その短期間で結構大きく変わったものだ 若さの特権かもしれないが
私にしても、夏はクラブの合宿と 全日本の医科オケの合宿でかなり有意義に過ごせた事を思い出す
特に後者の合宿などは、複数のプロ奏者と寝泊りし他大学の上手いやつらと居たモノだからかなり刺激が強かったなぁ
今はと言えば、練習するにしても 先ず体力を考えておかないといけない
30分も続けて吹けばヘロヘロになってしまう
今回はイメージトレーニングがかなり多かった
歳とったなぁと思いつつ、若い頃はここまでイメージだけで伸びなかったわなとも思うのだが
・・・実は伸びてんじゃなく「思い出してるだけ」だったりするのだが
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