実は土日は、岩手に行ってコンサートに出場したのだが
その話は来週までお待ちください、関係者の方 まだまとまってません。
で、今日でエリが来て2年になるのでその話を・・・
エリを我が家に迎えてまる2年である。
もう2年も経つのかというのが正直な感想だ。
初めて会ったときのことは、今もありありと思い出すことが出来る。
犬が届いたとペットショップから連絡があり、数日後にむかえに行く
なぜ数日経ってからになったかといえば、次の日から盆休みだったからだ。
じっくり面倒みることができるだろう。
ペットショップに入ると、その家のパピヨンのジュンちゃんがいて、その上のケージにポメの小さいのがいた。
一見、誰がポメだと判るだろうかって姿だったがスグに判る。
注文してから2年半、ようやくの対面だった・・・
ケージを覗き込むと、小さな顔の小さな鼻にしわを寄せて「ウゥ~」と威嚇。
それが私とエリの初顔合わせ、エリには歓迎できるものではなかったらしい。
店の奥からオバちゃんが出てくる。
この子ですか?との問いにそうだという答え。
威嚇してきたことを告げ、臆病な子か?と尋ねると
あまりにうるさかったので、オバちゃんが檻を叩いて叱ったとか・・・
スグに直るだろうと言っていたが、本当か?と疑問だった。
案の定エリは臆病な犬だったが・・・
暫く話をしている中で、オバちゃんにこの子犬の名前を聞く。
実は先代犬のヒメにあやかって、血統書の名前をつけようかと思っていた。
しかし、血統書はまだなく本名もわからないとか・・・
ではオバちゃんはこの数日どう呼んでいたかを尋ねたところ
小さいから「チビちゃん」とか、顔がエリートっぽいので「エリちゃん」
とか呼んでいたという。
その場で「エリ」と決定、後に本名が「ベラドンナ」と知ってホッとしたものだ。
「ベラちゃん」とか呼ばれてなくて良かった。
車の中にはあらかじめ用意していたハウス(横にアイスノンを入れるポケット付き)がある。
それに入れて帰路に付く。脱走したり落ちたりしないように出入り口を上に向けて・・・
顔が見えなくなると不安そうな声を出すエリ。
コンビニに寄った時も、ジ~ッとこちらを見ながら声を出していた。
4日前にブリーダーの所から連れてこられて、ついさっき威嚇したばかりの人間に連れて行かれる。
エリにとっては不安になるなというのが無理な話だろう。
人間の勝手な都合で、ふりまわされているこの子犬に悲哀を感じたものだ。
家のリビングには既にトイレシーツが敷き詰められて、ケージが用意されている。前日にやっておいたのだ ウキウキしながら・・・
食事と水を与え、暫く観察。
ウロウロしながら、もう私の側を離れようとしない。
とっておいた極上のスパークリングワインを飲みながら、思う。
これで、この犬の全てを引き受けることになった。
散歩はおろか、食事や水さえ自分では取れないのだ。
今後、他の犬になじめるかどうかも私しだい・・・2年半前、開業時に犬を注文した時からず~っと思っていた事だが、いざ傍らで眠ったり起きたりしているエリの生暖かい感触が、それを実感あるものにしていた。軽い興奮とともに。
PR