オホーツクの海に裸で入ったような人物
及川先生も付き合わされたと云う話も聞く
なんだか健康の基本が常人と違うような気がしたな・・・
その後、何故か寝室の大部屋で推手が始まる
少し付き合って自分の部屋に行くも
同室の人達は暗闇の中で寝ていて、ゴソゴソ音を立てるのが良く無さげな雰囲気
ちょうど大部屋に欠員があったので一晩泊めてもらった
翌日は太極拳理論の講義から 武術など理論ではなく修練だ と云う考えもあるだろうが、これをバカにしてはいけないと思った
と云うのは、去年も講義があり、それを聞く
姿勢のについての講義だった
その後、その事について意識して練習
すると以前に兄弟子が仰ってた 水に棒を2本突き立ててその上に糸を張る感じ・・・
とか、タカアシガニの感じ・・・
というワケの解んないイメージが少し理解出来るようになったのである
と、同時にハードに練習しても膝が痛い・・・て事が無くなった
姿勢の根本が変わったのを実感した
前日はその誤差を治されたのだと思う
で、この日の講義は「双重」
これは太極拳の特別な概念で、何かがとても重くて動かすのが困難、あるいは自由が利かない と言った状態である
これは、丹田が固まっていたり、両足の自由な体重移動が出来ない このような時が「双重」の状態であると云う
他には、「拳架と運動規則の関係」
これは少々難し過ぎるのでカットしておこう
ところで、この日だったか翌日だったか忘れたが
練習の時に龍君が先生に質問した所 先生が少し困った顔をして
「それを説明するには脚の収勁、出勁を説明しなきゃなんない」
と言ってその場での説明を省いた
なるほど、太極拳の動きは丹田を中心に発するワケである
手の勁については皆説明されるが段階が上がると脚の勁の意識も要るワケか
・・・流石に練習の鬼の龍君 皆より一つ上の段階の説明が必要らしい
まあ、良い事を聞きかじったと思って 脚の勁にも気をつけて練習してみます