スイーツのチケットを忘れたヨメ 彼女にしては大チョンボかもしれないが、写真撮ろうとさえ思わない店のスイーツ・・・たぶん期待できない
私のイメージはレストランみたいなおごそかなカフェで観た事もない綺麗な皿で大きめのナイフとフォークで行儀よく食べるモノだったのだが
町のアイスクリーム屋っつー小さな店でカウンターしかなく、椅子も4人分くらいの店
タクシー使って来たならたぶん後悔したことだろう
幾つか味見させて貰った中から気に入ったアイスクリームを食べて私はコーヒーも飲む・・・チケット忘れたヨメは気を取り直して次の計画を・・・
次の予定は郵便局に行って日本にハガキを出すというもの
よくわからないが、ヨメの趣味な模様
今までの旅行でもやってたらしい
字が汚いゆえの筆不精な私
そんな事やろうなんて塵ほども考えた事が無かった
が、ヨメに代筆させればいい
両家の親にハガキ書く 私のウチにはピカソ美術館で買ったサバルテスの似顔絵のを・・・2つ買っておいたのだ
ハガキ書き終わって店を出る
次の目的地は中央郵便局 旅行会社から貰った地図には書いてあったが、ガイドブックには流石に書かれてない
テクテク歩く・・・家の中から出ない仕事柄、こんなに歩くのは久しぶりである
そういえば、最近 盛岡の町歩くと若い頃ほど歩けないのを感じる
運動不足ながら「ナンバ歩き」をマスターしておいて良かったと思う
あれが出来なければ途中で動けなくなってたかもしれない
で、中央郵便局に到着して驚く
なんちゅーでかさか・・・ホントに郵便局?
寺院だと言われても信じただろうし、国会開かれてるって言われても信じた事だろう
中も凄い、なんて芸術にあふれた街なのかと感激
ここで、どうやって日本にハガキ送ればいいのかと言う話になる
やり方知ってたんじゃなかったのか?ヨメ
まあ、いざという時は私の出番だ
ここは私に任せろとテキトーな窓口に行き
思いっきり日本語で
「これを日本に」
と、ハガキと本を差し出した
その本は昨夜バーで飲みながら読んでいた旅の会話集・・・
喋るより見せた方が手っ取り早いことに気付いたのだ
私の指さしたところには「これを日本に送って下さい」のスペイン語訳が書かれていたという
・・・そんだけ
ようやく半分以上 まだまだ続く
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