角館の武家屋敷 2件目の石黒家
石黒ってのは富山の名前である ここらの昔の豪族で木舟城の殿様の名前だ
まさか角館にもこんな名前があったとは思わなかったが入ってみて理解する
こっちで召し抱えられた富山からの浪人だったらしい
ようはこっちの石黒一族の派だったのだろう
家は、となりの青柳家よりも格式高かった
門の大きさとかですぐに解る
奥には未だに家の人が住んでいるらしく、青柳家程のインパクトはなかった
しかし、富山から観光に来た我々だからこそ面白く感じたモノがあった
なんと、こんなところでこれを観たのである
天神様の掛け軸と置物
富山には、長男が生まれると 天神様の掛け軸を飾る風習がある
置物の場合もあり、私の家にも私の物や父の物、祖父の物もある
が、弟には無かったりする 次男坊だから
もともと、福井の松平春嶽公が福井で広めた物を富山の薬売りが富山に持ち帰ったという説と
加賀藩の前田家は菅原氏の出と名乗ってるらしく、それで領民にやらせた説がある もっともこれは前田家の子孫は知らなかったりする(叔父が前田の殿様の子孫と知り合いで、実際に聞いた話)
一体何か?と思って尋ねてみたところ お稲荷さんを祀ってあると言う事だった
ただ一つ、どこかの家だけは馬を祀ってある模様
面白い風習だが他の土地もそうなんだろうか?
一寸しか書いてないが、武家屋敷は本当に面白かった 特に青柳家
桜は咲いてなくても充分に楽しめる事頃だった
この後、土産を買う
ヨメは旅先で土産を買おうとしつつもウィンドウショッピングをしてしまい後から後悔するタイプ
買うのはケータイストラップとかセコイものばかり
今回は絶対何か買って行こうと決める、私が
で、ウチは日常抹茶を飲む習慣がある 私が好きなのだが
ヨメもお茶やってるので丁度いい
そして、川連(かわつら)漆器という漆器が秋田ににある事を知ったので 棗を買って来た
私は楢岡焼の徳利と馬上杯
角館 充分に楽しめました