ヨメが朝の7時前に風呂に行った その事は寝ながらなんとなく憶えている
1時間程経って私も風呂に行きたくなる
・・・が、いつヨメが帰って来るか解らない
しょうがないので、フロントに部屋の鍵預けて風呂に・・・
私の朝風呂なんて10分そこそこで終わる
上がって部屋に行くもまだヨメは帰ってない模様
長湯が好きなのは知ってるが1時間超えてる
ここに居れば判るだろうとラウンジでコーヒー
エレベーターのまん前のイスに座る
10分ほどしてヨメが来た スゲー長湯
風呂で浮いてんじゃないか心配になったくらい
・・・で、コーヒーの代金払い忘れて部屋に戻る 飲み逃げ?
8時半に朝食の用意して貰っているので親の部屋へ
なんか様子がおかしい
実は部屋の内風呂は高過ぎてバアちゃんが入れなかった模様
なので、急遽家族風呂を借りて入ってたらしい
朝食の時間遅くしたという・・・
しかも、家族風呂は温泉
中をみると露天も付いていた
オマケに中にあったドリンク飲み放題
思いがけずバアちゃんを温泉に入れる事が出来て非常に満足だ
本当に来て良かった
まあ、大奮発して貴賓室の良い部屋を予約したわけだが
流石貴賓室だけあって場所が良い 大浴場と家族風呂がスグそこにあった
なので、バアちゃんも行く気になったのだろう 本当に良かった
涙出そうな金を奮発した甲斐があったと云うものだ
少し遅くなったが朝飯である
コレにご飯とみそ汁と魚の干物
3回に分ければ1日分として良い量である
あさましくご飯のお代わりまでして平らげた
朝食を済ませて暫くして両親がバアちゃんと弟連れて先に帰る
我々は、土産などを追加して買い ラウンジでコーヒー飲みながらもう少しこの宿を楽しむ
が、いざコーヒーの代金払う時になって 朝のコーヒーは飲むだけ飲んで会計してない事に気付く
ヨメにどこで会計したか聞かれて思い出した
ちゃんと払って宿を後にする 来る時で迎えてくれたクロアゲハが見送ってくれた
本当にいい宿でした
この多田屋の歴史、HPをみても判るが
初代のおかみさんが鍋島藩の殿様のお嬢さんと云う
ここに嫁入りする時には一度養女に出して、身分を落としてから嫁入りさせたと云う話であるし、鍋島織等高価な物は持たされなかったと云う事だ
身分違いの恋が話題となったとも言う話である
そして、鍋島藩というと気になる事があった
自称インテリの耳学問なのだが、鍋島藩の子孫は猫を飼わないという
化け猫騒動で有名な藩だから
なので仲居さんにその事を伺うと よく知りませんが現在は犬を飼っておいでですと云う事であった
・・・やはりそうなのかもしれないな
このあと、有名スイーツ店に行って金沢の親戚の家へ寄る
亡くなった大叔父さんの着物を浅ましくも戴きに
出来ればその生地で私の作務衣でも作れないかと・・・
でも能登に行くついでと思っていたが
まさか、金沢まで2時間かかるとは思わなかった
ウチ帰る方が近いくらいだ
食い過ぎて辛かったし、折角立ち寄ったのだがゆっくりもせずにほうほうの体で帰りました
で、預けていた犬を迎えに
その日と翌日・・・ものすごく疲れたらしくスゲーいびきで寝てるエリ
今回の旅行 一番疲れたのはエリだったかもしれません
鍋島の化け猫