さて、いびきや睡眠時無呼吸の勉強をするが
歯科医師自身は「睡眠時無呼吸症」という病名を察しはしても診断してはいけない
医科の先生が診断を下し、結果我々歯医者が必要に応じて睡眠時無呼吸用マウスピース 通称「スリープスプリント」を製作する
だが、我々歯医者は睡眠時無呼吸等がありそうな人を判別する絶好の機会に恵まれていると言う
まず一つは顎の形である
歯科医師は相手の目よりも口を見て話す人種である当然顎の形もしっかりみている
いびきをかく人は一目で判るのである。
下あごや首の形をみればその人がいびきをかきやすいかどうかは判別がつくのである
このように下あごの小さい人はかきやすい
二重顎の人も同様である舌が気道をふさぐのだ
顎は舌の入れ物
その形を判別しやすいのである
そして、次に口を開けた時である
喉がどのくらい開いているかを診る分類がある
右に行くほど気道が閉鎖されている
そういえば、中学時代にブラスバンドをやっていたが
検診で喉を診られる際 舌圧子で舌を抑えられるような奴はブラバン部員の恥じだと思えと言われた
口蓋垂 いわゆるのどちんこが見えている状態で息が勢い良く出ないとダメなのだ 見えない人ほどいびきをかきやすいのである
そして、このような人を治療中に発見したら病院への受診をお勧めする
検査をして、睡眠時無呼吸があり
かつマウスピース治療が有効であると思われる方は再度歯科で、「スリープスプリント」を製作するという流れになる
面倒かと思われるが、医科の先生の診断がない場合は保険が効かない
まあ、作っても良いけどね・・・