学生時代はいろんな講義があった、当然好きな先生もいれば嫌いな先生もいる。
学生ウケのいい先生、悪い先生がいる。
スゴク嫌いな教授がいた。
矯正学の教授・・・名前はハゲである。 いや、違う もう忘れた、そして思い出したくもない。この阿呆は授業らしい授業は全くしないのである。
具体的な実例や術式の紹介などは殆どせず。抽象的な人生観みたいなものばかり延々と喋ってる印象だ。
「それでは、今日の授業の本題ですが」
あ~そ~ですか~ 皆疲弊している。あの授業が好きだったという学生は知らない。
ある日、このハゲが白衣を着て診療室にいた
「おおっ」
見た者は皆声を出してしまった。それほどまでに珍しい光景だったのだ。
しかし、あとで口々に言っていた
「患者さん可愛そうじゃないのか?」
授業でこんなことがあった。
この時間は皆、半分夢の中だ。耳には声が入ってきても頭には入ってきてない。
あぁ、あと30分か。私がそう思った瞬間だった 聞きなれたセリフが聞こえた。
「それでは、今日の授業の本題ですが」
「プ~~~」
私の鼻から空気が漏れた。
授業は90分である、あと30分のところで本題とおっしゃる?
今までの1時間は何?
顔を上げた瞬間 教授と眼があった。 あ、もう隠してもしょうがない、こうなったら。
「クックックック」
声は立てずに、しかし確実に聞こえるように笑ってやった。それを皮切りに周りもざわつき始める。
「おい、あと30分だぜ」
そんな声が教室の各所から聞こえる。
流石のハゲもまずい雰囲気を察知したのか、そそくさと
20分程喋って逃げるように去っていきました。
ようするにあのハゲの授業は20分もあれば事足りるようです。
ウチの大学は国家試験で矯正が一番点数悪かったらしい、当時は。
結局、卒業後 80万くらいかけて矯正セミナー受講して1から覚えなおしました。
おかげで今、この射水市の歯科医院 ほたる野歯科医院は簡単な矯正やってます。
これも、あの教授のおかげなのか?
すべてのものに感謝が必要だといういい事例かもしれない。
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