誠意を尽くすとか立派なことを書いてみたりしたが・・・
そのことについて疑問を持たないわけではない。
例えば無断キャンセルになったままの人が来院されて口を見る・・・
とんでもないことになっていることが、ごく稀にある。
何年かに1度って感じだが・・・
普通は半年、1年くらい後に来ても・・・大変だが、まあ何とかなる範囲であるが。
しっちゃかめっちゃか・・・
という表現が1番イイかも知れない人がいる。
そんな時・・・心の中で叫んでいる。
「だから○年前にゆーたやんか!」
って
正直に本音を語るが、自分で治そうって気がない人はどっしょもない。
そういう態度をみてると、真面目に治療する気はなくなる。
特に、(こちらが)金をかける治療をしなくてはならないときに迷いが生じる。
総入れ歯など、手を抜いて安く上げようとすればいくらでも出来るのだ。
安い型取りの材料使って、試適もしないで完成品作って
「あとはタフ○リップでも使っとけや」
って言っておけば実に簡単で、こちらも普段よりかなり儲かる。
型取りの材料とかはどれを使っても患者側の支払いは変わらないし・・・
現にそういうやり方の歯科医院は普通にあるし、私も目にしてきた。
で、そんな風にやろうと思えばいくらでも出来るわけだから
何もやる気のない患者に対して誠意を尽くさなくてもいいんじゃないか・・・
いや、正直に尽くすのは馬鹿らしいな~とさえ思うのだ。
しかし、ここで葛藤が生じる・・・
それで自分は「納得」できるのか?
まあ、患者が納得すればいいような気はするが・・・
で、一寸考える・・・
手を抜いて後悔する方が、真面目にやって後悔するよりもメンド臭い。
そして、後は考えない。
うつ病になるわ、まったく・・・
真面目な人ほどうつになりやすいと聞く。
昔から、うつとは無縁だと失礼なこと言われてきた自分のスタンスどおりにやってたほうが気がラクである。
誠意を尽くしてしっかり戴く
その方針が決まればあとはひたすらやっていけばいいか・・・
その方が楽しいだろうしな。
インフォームド・コンセント
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