確か去年の11月頃にチラッと書いたが、
その頃の治療におけるモットーは
「採算度外視」
だった。
例えば、入れ歯の型を採るときの材料・・・
あるいは治療器具や薬品等は・・・
金のことを考えずに使いたいだけ使う、ということをしていたのだが・・・
流石に金がきつくなったのは先日書いた
そこで、今年に入ってモットーの変更・・・
「誠意を尽くしてしっかり戴く」
にしたのだ。
面倒な勘定はキライなのだが、そうも言っていられないのが判った。
誠意を尽くすというのは大事にしている
開業してまだ3年 歳は30半ば・・・
開業年数はおろか、まだ年齢的にも折り返し地点には来ていないだろう。
しかし、今後もこの土地で歯医者をやっていく・・・
今はまだ少ないが、そのうちにきっと来院されるだろう。
以前私が治療した所を再び患ってこられる人がだ・・・
そんな人達が頻繁に来られるようになった時、自分はどう思うだろうか?
歯医者であることが嫌になるかもしれない、
「あの頃何をやっていたのか」
と後悔するかもしれない・・・
そう思ってみて、今何をすべきかと考えた時。
せめて「自分のやることに納得する」ことをやっていなくては後悔の仕方が変わってくるような気がしたのだ。
ほたる野歯科医院の待合室に置いてある漫画の一つで、ある作者がキャラクターにこんなことを言わせている。
「納得は誇りだ」
今はただ、納得できる治療を目指して日々の治療に勤しんでいる訳だが・・・
しかし、また何年かすれば考え方も変わるんだろうけどな。
歯医者の氷河期
Re:歯医者の氷河期
無題
Re:無題
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