盛岡の同級生からメーリングリストで知らせがあった
28日に被災地に赴き遺体の身元確認作業をするという
被災地ではそろそろ、歯ブラシを欲しがっている
阪神大震災の時もそうだったらしいが、2週間ほどで口腔ケアの問題が出て来るらしい
この騒ぎの中、入れ歯が無い状態のお年寄りも多いだろう
日本歯科医師会雑誌というものがあるのだが、偶然か?3月のものに大規模震災時における歯科治療の事が複数書いてあったのが印象的だ
兎も角も、盛岡から被災地に赴く歯科医師が居るのである
歯科的な救援物資なども届けたいと思う所だ
が、被災地に飛ぶ友人ヤナのメールにはこうあった
行政や歯科医師会との連携は上手くできておらず、医科の救援に歯科が混じって緊急に支給するのか、歯科医師会や行政側に渡す形になるのかは今時点ではっきり決まっていない
こんなところで何をもたもたしてるのか・・・
個人が無駄に動くのも避けたいだろうが、この際は盛岡から被災地に飛ぶ歯科医師達に、個人的な支援を期待するしかない
出来るなら、ヤナあたりにウチで売ってる歯ブラシ等を送りたいところだが
被災地までの荷物は現在の所、そう簡単にも届ける事が出来ない
イライラしながら、盛岡のO先輩に電話してみる
同級生がなくなり、火葬の手配や連絡など 色々やってる人だ
すると、この人 この22日に陸前高田に遺体の身元確認作業に行ってこられたらしい
聞いた話をまとめると凄惨の一言に尽きる模様
個人的で良いから、歯科医師なら歯ブラシくらいは集めて持って行きたい状態だという事だった
が、こちらからの荷物が届かない事を説明
東と西の日本で ニュースの差を感じざるを得ない
西は色々送りたいが、東はそれらをスムーズにまとめて動かすだけのエネルギーが無いのだから仕方がない
気持ちだけでも嬉しいとO先輩
色々話した事、その話だけでも周りの人 従業員などに話して欲しいと言っておられた
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