中途半端に長い文章を書いてしまった。
2回に分ける事になるが、そのおかげで今日のは短めである
クリスマスシーズンである、どこの家もイルミネーションをピカピカさせている。
夜景も綺麗に見えることだろう。
が、しかし・・・
この夜景を楽しむ事に対して以前からどうしても抵抗があった。
夜景が美しいほどに
壮大な自然破壊をしている事に他ならないのではないか?
正直に、夜景を見てもそんなに気分良くなることはないが、
蛍を見物に行くととても気分がいい自分がいる。
毎年、近所の穴場にホタル見物に行くのだが、今年はとても多かった。
ふ~っと血圧が下がるようないい気分にさせられる
(私の血圧は100~110位なのでもともと高くない筈なのだが)
だが、夜景を見てもそうはならない。
すさまじい自然破壊をしている恐ろしさと、自分もその夜景の中に住んでいるのだという、奇妙な罪悪感が心のどこかにある。
暗闇に灯をともすというのは気分のいい行為だろうが、少なくとも「自然」の行いではない。
黒澤明の映画で笠智衆が言っている
「夜は暗いものだよ、夜が明るくては・・困る。」
本来、人間とはそうあるべきなのではないだろうか?
少なくともエコだエコだと騒がれてるこの時代
何を削減すればいいかとなれば、深夜に灯をともす行為を極力なくすべきだと思うのだが。
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