人間は血統で決まる物ではないとされている
江戸時代なら、武士の子は武士 農民の子は農民だったろうが
まあ、今尚学歴の高い者の親はやはり学歴が高かったり
政治家の親はやはり政治家だったりするがそれでもまあ・・・
人は生まれよりも育ちだろう
では生まれた家が悪ければ、どんないい素質を持っていてもロクな者に育たないのではないかと考えるが・・・コレはあたっているような気がする
江戸時代の有名な話
年末になると必ずある時代劇(去年視てないけどあったのか?)
忠臣蔵
アレは元々浅野と吉良の喧嘩が元で、普通なら喧嘩両成敗な筈なのに
幕府の決定はそうではなかった、それに腹を立てた赤穂の浪士の話だ
その時の将軍は確か綱吉 綱吉の母がらみの朝廷とのイベント
その最中にあった刃傷沙汰に良く言えば母思いの綱吉が激怒した話だ
綱吉と言えばあの悪法、生類憐みの令で有名だが、あれも母の圭昌院が異様に迷信深かったという話である
忠臣蔵にも生類憐みの令にも、裏には綱吉の母の圭昌院がみえる
この人は八百屋の娘だったと言う 生まれは良くない
育ちもきっと良くなかったのであろう
少なくとも、将軍家にはふさわしくなく、将軍の母などというあまりの分不相応さがこれらの事件の引き金になっているのではないか?
江戸時代の八百屋と言えば有名なのが「八百屋お七」であろう
浄瑠璃や芝居の題材にされているが、恋慕のあまり江戸の町に火をつけて
大火を起こしたとかいうそんな・・・
芝居ではドラマティックに描かれているものの、最悪的にはた迷惑な話だ
ちなみにこの「八百屋お七」って作り話かと思ってた・・・
実話が元で、お七は満で14歳くらいのもよう
ロミオとジュリエットも12~14歳だったと言うし、物の分別つく歳とは言えんよな
圭昌院の母にしろ、お七にしろ・・・
江戸時代の八百屋の娘ってのはロクな事しない下賤な者だな~というそんな話
人は育ちってのが大切だ
注:お七は八百屋の「養女」であり、圭昌院は八百屋以外の説もあったり
最近では、生類憐みの令と圭昌院は無関係と言う説が有力である事は
あえて無視しておりますのでそのつもりで読んで下さい
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