苦手な言葉がある。
「こだわる」だ、いや この言葉は私自身よく使う。
ただ、気に入らない使い方があるのだ。
例えば、「こだわりの~屋」
これを、さも誇らしげに使うことに、違和感を覚えてしょうがない。
もともと「こだわる」は悪い意味で使う言葉である。
例: そんなことにいつまでも「こだわる」なよ、
という感じで、
しかし、あたかも素晴らしい美意識のように使われるから変な感じがするのだ。
美意識のある職人あたりが、謙遜をこめて使ったのが始まりだろうが、この間違った使い方が、巷で乱発されるようになった。
ある番組 シェフに向かってキャスターがにこやかに言う
「なるほど、こだわってますね」
失礼ではないだろうか。
と、ついこだわってしまうのである。
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