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富山県射水市 ほたる野歯科医院 院長ブログ  「この院長はこう語った」

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苦手な言葉

こないだのニュースで、言葉の誤用が指摘されていた。
産経新聞のニュースらしいが・・・

「足をすくわれる」の誤用の「足元をすくわれる」を正しい表現と思っている人が74・1%に上ることが24日、文化庁が発表した平成19年度の「国語に関する世論調査」で分かった。
 言葉本来の意味とは違う使用例では、「議論で計画が『煮詰まった』」の解釈が世代によって分かれ、50、60歳代は本来の「議論が出尽くし結論を出せる状態になった」、40歳代以下は逆に「議論が行き詰まって結論が出せない状態になった」意味とする人が多かった。
 
私は「煮詰まった」ってのが、5、60代と同じ解釈だったってのが少々ショックだった。いや、それが正しいのだが・・・
 
しかしながら、自分がしっくり来ない言葉は使いたくない。
例えば、20年近く前に、アクセントが語尾上がりになってきた言葉が多いが。
トーストをトースト等と発音するのはどうにもイヤなのだ。既に人生の半分くらいは世間はそのアクセントになってきているが。
 
文法の誤りもイヤな時がある。
ヒーロー番組で、敵の皇帝陛下に対して部下の将軍が
「なんと申されますか、陛下」
などと、クソたわけた言葉遣いをしているのを聞いて愕然とする。
子供番組でアレはよくないだろう、教育に悪すぎる気がするのだが・・・
なんと、仰いますか・・・物々しい言い方なら「なんと仰せられますか」だ。
 
しかし、とっても気になっていた
「とんでもございません」
は最近は減ってきているような気もする。
 
しかし、私もかなり間違った使い方をしてると思うし、「ら」抜きや「い」抜き言葉は意図的にすら使ってるようなヤツだ。
ようするに、自分がしっくりくるかこないか・・・
という、自己満足を求めているだけなのだろう。
 
その私がどうしても使いたくない言葉・・・
「全然」の後に肯定文がくるのがどうにも我慢ならない。「全然へいき」とか、
「全然」の後は否定文、昔はTVでも指摘があったくらいだ。
中学の教師で平気で肯定文使ってたようなのが居たもんだ・・・
たったそれだけで尊敬する気はなくなる。まあ、教師程度の人種に多くを求めるのは間違いだが。
 
が、しかし・・・
夏目漱石なんて読んでると普通に「全然~である」と使われてたりする。
それに、昔は「全然」の後は肯定文、「全く」の後が否定文だったりすることもこの自称インテリは知っていたりする・・・
 
やっぱしただの自己満足なんだな。私の場合
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