これはいつぞやの晩酌の際の肴
昆布ジメである
こちらではごく一般的に食べられる物であるが・・・
考えてみたら他県じゃ一般的ではないのかな?
ケンミンショーで富山に転勤してきた東〇一郎が
刺身が糸引いてて腐ってんじゃないかと思ったシーンがあったのが印象的だった
そういえば他県ではないのかも
県外で暮らした経験が10年ほどもありながら、そこんとこはいまだに気づかないことが多い
だいたい、カマボコってのは渦を巻いてるのが普通の形だと思っていた
板に乗ってるのはなにか特別なカマボコかと・・・
こっちでは売ってないので「特別」なのかと思っていたらしい
食べるものというのは特に県民性が表れるのではないかと思う
生産高や好みの品などがあるわけだから、表れやすいわな
なかでもこの昆布ジメは富山県の代表的な物かもしれない
富山湾から新鮮な海の幸が豊富に獲れ、富山の魚は最高に美味しい
そして、魚好きの富山県民
魚の消費量は日本一だっけ?
でも、他県にいた頃は魚食べなかったな・・・スッゲー不味く感じたので
富山県民の・・・特に海の地域の人たちは魚に贅沢で
朝取れた魚を午後には刺身で食べようとしない
それに、獲れすぎて余る時などにこの昆布ジメは最高である
保存できる上に、昆布に水分を吸収され、逆に昆布のうま味がしみて非常に美味しくなるのである
そういえば、寿司屋で昆布じめの寿司を握ってもらったこともある
それほど、富山県内ではメジャーな食べ物なのである
しかも、この昆布じめ・・・
何がいいかと言うと
刺身を食べ終わった後の昆布をみそ汁などのダシにできると言う事だ
やってるのウチだけか?違うよな・・・たぶん
浜松の先生にお礼に送って、賢しげに
「そんな風に使うんだぜ~ 富山県では」
と言ってしまった手前 間違ってましたとは言いたくはない
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