岩手医科大学管弦楽団定期演奏会の為にコントラFg.を都合する
この厄介事に首を突っ込んでしまった私
大学の梅杉先輩と医科オケ後輩の亀子君とメールをやり取りする
何通かのやり取りの結果、後輩の亀子君は岩手医大オケの本番2週間前に市民オケの演奏会でコントラFg.を使用するので借りることのできるのはそれ以降ということになった
しかしながら、岩手医大にはそんな短期間ではコントラFg.を吹けるものが居ない
しかし、まるでこの事態を見抜いていたかのように梅杉先輩から恐るべき提案がなされていた
私が借りてステージに上がる・・・
なんだかどんどんドツボにハマり込んできているのだが
運命のコントラFg.を私が吹く
オーケストラをやる者なら必ずその魅力に取りつかれるであろう曲「運命」
私のオーケストラデビューもこの曲だったし、その後も何度もやり棒も振った
そしてコントラFg.をやる者にとってもこの曲は魅力である
運命のコントラFg.・・・かなりの難曲と言われているが、コントラFg.を吹くなら是非もなくやってみたい曲
しかも、2年前に「これで最後」と思い定期演奏会でコントラFg.を吹き
次の1月に岡山で医科学生オケOBの集まりで吹いて・・・
更に先日結婚式の余興でも楽器を吹いている
なんとなしに楽器を手にする機会が増えている中にこんなオイシイ話
まるで見抜いたかのように的確に心の隙間を突いてくるこの梅杉先輩は今まで何人の男女を騙してきたのだろうかと思いたくなってしまう
しかし私の方にも問題がある
亀子君に楽器を借りる事が出来たとして、練習には1度しか行けない
去年あれだけゲネ本OBを否定しておいたその口でゲネ本と大差の無い事をやれという事?
それにもまして、これでも私は新婚である
こんな勝手な趣味の為に大枚はたいて盛岡に行く等と言う事に・・・
ヨメが同意してくれるのか?
しかも借りる楽器にした所で亀子君に対してもなんとも気まずい
彼にしてみれば
「早いトコ楽器を変え」とか、「楽器が無いなら吹くな」
とか言いたいとこだろう
なんと言ったものか せめてものお礼に借りる前後に酒でも贈らなければいけないがそれにも費用がかかる
さまざまな問題を抱えながら、この話はさらに続く・・・
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