日曜日、篤姫が終わった後、ダヴィンチグラスのワイングラスに3リットル2000円くらいのワインを少し注いでリビングのソファーに・・・
学生時代は900円だったのに今は1500円くらいしないか?このグラス。
NHKスペシャルを視るか、N饗アワーを視るか少し迷いながらチャンネルをいじる。
ごく普通の曲だったら今日はNHKスペシャルかな~と思っていたが・・・
始まった曲はバルトークの「オーケストラのための協奏曲」だった。
なつかしい・・・思い出がよみがえる。
この曲・・・大学6年の夏
全日本医科学生オーケストラで演った曲だ。
この曲にコントラファゴット奏者として参加したのだが・・・
実はこの曲は、
ファゴットが3本あって、3rdファゴットが5楽章の11小節のみを持ち替えてコントラFgを吹くというものである。
しかし、このときの3rd奏者はコントラの経験はなく、私がそこだけ吹くという、なんとも言いがたい演奏の仕方を選んだのだ。
つまり私は5楽章の11小説の出番以外はボ~ッとステージの上で曲を聞いてるだけと言うなんとも暇臭い・・・
しかし、それで良いと思った。
アマチュアオケではよくある事と思うが、多少実力がついてきて学年が上がると、えらそうに「出番が美味しい曲」をやらせろ・・・と揉めることが多い。
少なからずどの楽団にもあることと思うが、これがオケの運営上困りものな我儘なのだ。
この医オケでも、そのような事はやはりあった。
だいたい各大学の有志を募っている。
医大生としては上のレベルの人たちが多いので、我儘を言いたがる。
そこで考える・・・
たった11小節のために合宿にフル参加して・・・
たった11小節に1年を賭けたバカが居た。
そんな伝説の男になってやろう。
あれがやりたい、これがイヤだという我儘は言わず、目立たない11小節をやり遂げた・・・
それだけで医オケの歴史に名を残してやろう。
合宿は10日あまり、そして色々でお金は10万をチョット超えたものが必要になる。
数ヶ月前から外食は一切せずに切り詰める生活になるのだが・・・
1小節1万円・・・
どこまでもバカになってやろう。
そう決めて、その年の演奏会に望む事にしたのだった・・・
長くなったので明日に続きます。
そうそう、ダイエットの方は昨日の夜で-2キロ 結構順調
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