こないだグーグルの画面に変な絵が
これは何?と思ってクリックしてみたら
ストラビンスキーとでる
なるほど、ストラビンスキーの誕生日だったか、知らなかったけど
ストラビンスキーと言えば思い出すのが、全日本医科学生オーケストラ
5年生の時にやったのが大曲「春の祭典」だ
まあ兎に角ハチャメチャな曲であるが不思議なことにファンが多い
この曲が初演になった時には
指揮者は演奏の前に「お願いだから最後まで聞いてくれ」
と言ったらしい。
そして、1ページづつ止めながらの演奏だったとも聞く
しかも、冒頭のファゴットがとても美しい音色を奏でるとストラビンスキーが
「そんなにうまく吹くんじゃない」と激怒したとか
素人ではちょっと出せないような音域なのである
向こうの春、こちらのうららかなものと違い苦しい苦しい冬を突き破って迎える苦しさを表現したかったとか聞くが・・・
そんなんで出しにくい音を吹かされるファゴットプレイヤーはたまらんっつーの
素人には聞きづらいイカレた曲であるが、一度とりつかれるとたまらなくイカした曲だ
私もCDを何枚も持っていて、時々たまらなく聞きたくなることがあるのだ
で、学生時代にその楽譜を見る
片田舎の大学では仮にも指揮を担当していた私が・・・読めるようになるまでにかなりの日数が必要だった
しかも、私は曲を一つやる時は一応棒が振れるくらいに練習してから臨むのであるが・・・
この曲に関してはムリのムリムリだったな・・・腕は動いても実際にオーケストラは動かせなかっただろう
実際にこの曲をやってる最中に本番の指揮者と各トレーナー(弦、管、打楽器)
の間に凄い溝ができたものだ
指揮者のレベルがそう高くなかったというのは否めないが
学生の前で先生方が凄いことに・・・
合奏やりながら「帰りてぇ~」と思ったくらいであった
考えてみたら参加と合宿にえらい金払ってるのにな
この話、長くなりそうなので次回に続きます
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