ゲネラルプローベが終わり控室へ
各パートで話し合う こーゆー時間を設けてるのは我々の頃より良いと思う
Fg.パートも話し合い アシスタントが吹くところを正式に決める
殆ど考えていた通りだったが、3楽章のFg.とチェロの旋律
Fg.はもっと効かせていいのでmfにもかかわらず吹いていた
が、現役生からその部分はアシストは必要ないとの判断
いや、吹いた方が良いぞと1度は言ってみたモノの・・・
こーゆーのは現役の指示に従うべきであると思いなおし撤回
現役の演奏会だという事を常に肝に銘じておかなくてはダメだな
同じく3楽章の同じくチェロと一緒に八分音符で動くところ
すげぇ美味しい場所だがやってくれと言われる
要するに2nd現役が指回らない模様・・・しょーがねー奴め
次の♯の無いトコは吹けると言ってたからな
だが、私もブランクがあるし・・・8分音符崩れると格好が悪い
どうする?
ここでアウフタクトを吹かなければ充分に対応できると考え、アウフタクトを吹かずにその後の8分音符を吹くことにする
それを現役には言わずにその場所を引き受ける
歳とると小賢しくなっていかんなぁ
その後、4楽章は同じ動きをするコントラバスパートと打ち合わせ
こちらは私のイメージ通り
パートリーダーはトレーナーやってるとか・・・
良いヤツをトレーナーにしたんではなかろうか? 期待できそう
今のトレーナーの前の奴らって上手く振れないヤツ多かったもんなぁ
開場まで時間が出来た
ヨメは1人で駅の土産売り場などをうろつくような事を言っていた
1人では淋しかろうと連絡してみるが・・・
なんと、ひとりでバスに乗って盛岡の観光を楽しんでいるという
たくましいヨメだった 心配なさそうなのでほっとく
時間が迫る 皆いそいそと着替え始める
どうやら冬物の礼服の模様 このクソ暑いのに
一度服を脱ぎ、クールタイプのデオドラントペーパーで体を吹く
今度はすげぇ寒い これで暫くは持つだろう
会場の時間が近づいてくるが・・・今度はえらく眠くなってきた
考えてみたら夜の2時45分に起きて車で来ているんだからしょうがない
そろそろ体力の電池が切れそうになってきたワケか
客席でヨメと合流 こんなトコに居ていいのか?と言われたが
メインの「運命」の前に15分の休憩が入るので余裕シャクシャク
曲の説明をヨメにする
アンコールは2曲ある事を説明
だが、チャイコの眠りの森の美女のワルツがあると言っているのにヨメにはさっぱり通じない
チャイコフスキーの3大バレエ曲「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠りの森の美女」
スリーピングビューティーくらいおとぎ話で聞いたことあるだろう?
なんでそんなのも知らないのか?と一生懸命説明するもやはり通じない
・・・が、ここで私が「眠りの森」ではなく「くるみの森の美女」と言っていた事に気付いて大笑いされる
なんだかもう、本当に眠くてアタマおかしくなってきた模様
まあ、「くるみの森の湖」ほどおかしくはなって無かったが・・・
不安を抱えながら本番に続く
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