スッペの「軽騎兵」
私も全日本医科学生オーケストラで以前やった曲だ
えらく懐かしい ワリと無難に終わる
だがこの時点で眠気がピーク 暫く客席で眠る事にする
下手すりゃ本番で楽器持ち変えるの忘れそうなくらい眠かった
だが、気持ち良くまどろんできたところで妙に耳障りな和音で起こされたり
指揮者も声出すの止めれ
でもプログラムとしてはかなり良かったんじゃないだろうか?
今回の演奏会は
たまにスゲー変なのがあるからな 無理やりやってる様な感じの・・・
じっくり1曲だけやるのでも良いような気がするが
いよいよ「運命」である いそいそと楽屋に行く
小さいFg.は隣に座る後輩に預け コントラFg.の用意
両方の楽器のリードにリード濡らすための水 そして楽譜 汗拭くハンカチも
私が学生の頃、本番でステージに上がってポケットからリードケースを出そうとしたところ、リードケースと間違ってタバコケースを持ってきており しょうがなく隣の人にリードを借りたというお馬鹿なヤツの話がある
充分注意しなくてはならない、妙にステージ慣れしたヤツは特に
ステージに上がって荷物を出す、なぜかポケットにデジタルカメラが入っていた
が、如何に私でも本番中にブログの為の写真など撮らない・・・
チューニングを終え、指揮者が入って来る いよいよ本番
この音を出す直前の緊張感・・・やめられない
「タタタターン・タタタターーーーーン」
最初のフェルマータはほとんど聞かさずに次に入る こんなのは初めてだ
ゲネ本OBが止めてしまうんじゃないかと心配だったが大丈夫だった
もっとも、前回盛岡に来た時の練習見た限り
やりたいってのは解るのだが、指揮者がやりたいように振れずに上手くいってなかったのでどうなるか心配だったが
意図しないやり方で通ってしまい
「こんなパターンもあります」
と誤魔化していた指揮者
お手本を失敗した体育教師が
「今のは悪い見本」
って誤魔化してるようなバツの悪さが漂ったものだったが
演奏会が終わった後に聞いた話では
結局上手く出来なさそうなので、例によって指揮者が日和った事を言い出したらしい
が、O・野寺先輩が懸命の説得をして強行させたとか聞いた
他のOBがそんだけ支えてやってんだから、ちゃんとやれと言いたい
声出さずに・・・
本番のステージ上に居るさまざまな人間の記憶が蘇りながら音楽は続いて行く
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