今回の合宿のメニュー ひとつは震災時に先生が狭いスペースの中でも充分に練習できる套路を作って練習していたという その套路を習う
そしてもうひとつ これは今までになかった
先生の先生 陳小旺老師直伝の太極拳理論を噛み砕き日本語で教わる講義
陳氏太極拳19世の中でも別格と言われる小旺先生の このような理論を、日本語で説明出来るのは重道先生くらいだろうと言う事だった
小旺先生の直弟子の日本人ってあまり居ないだろうしな・・・
無論、言葉で伝えただけで理解して実践できるのなら皆達人になれる
その理論を踏まえたうえで練習する・・・と言う事だ
本人も言ってたがこんな事やるのは初めてだと言う事
だが、聞けば太極拳の里 温県陳家溝にはこーゆーとこもあるらしい、教壇と椅子があるスペース
中国人って書き残すのが得意だからなぁ
日本は古武術の秘伝も口伝で伝えると聞くが・・・言霊の国だもんな
丹田が内勁を導き内勁が外勁を導き外形(型)が出来るという
内勁とは丹田によって動かされる細胞の動き
それが、筋や骨を動かし外勁が生まれる それが型を作る
こんなような説明だった
そして、丹田と全身は相互に影響し合っており 全ての体の動きが丹田を動かし、丹田が全身の動きを導く
これを「外勁が内勁を導く」「内勁が外勁を導く」と言う事であった
医学の世界にも「内外合一」って言葉があるが 確か中国の言葉だった筈
これのことか?
まあ、その体の内部の動きを作り、知る為に套路(型)を練習するのだと思っている
なので、「実際にあの技を使ってみたが上手くかからなかった」
と、言ってる者が居るが そのようなものではないと思っている
あまつさえ、某ソーシャルネットで「だから太極拳は実践武術としては如何なものか」等と見てる方が恥ずかしくなる書き込みをしてた者も居る
大した師匠に習ってないか、よほど短絡的な思考しかできない輩か・・・EDDYとか名乗ってたおバカだったように記憶するが
いずれにしても見るに見かねてコミュニティー追いだした事があったり
だって、管理人の荒田さんがノータッチだったし
套路の練習は勁力を鍛える為の動きであると思っている
そりゃあ実戦応用も間違いなくあるが、それだけならあれほど多くの動きは必要ないのではないか?
達人になると型は必要がなくなる・・・なんて事を聞くが
内勁ができあがると、行住坐臥全ての動きに勁を伴うのだろうか
ちなみに兄弟子が陳小旺老師の手を握った所 勁が通ってて握ってるのに握りようがなかったとか・・・
羽交い締めにしたのに締めてる感覚が無く、ちょっと体を捻られた瞬間仰向けに倒されてたとか聞く
ここまでくるとほぼ理解不能であるけどな・・・
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