サンタ・マリア・デル・マル教会を出て次の目的地に
次はここ、バルセロナの観光ではおそらく欠かせないだろう「王の広場」
コロンブスがアメリカ大陸に行ってインディアン、いや今はネイティブアメリカンと言われているが、要するにインドに着いたと勘違いしてそれを女王に報告した所である
で、ここにきてようやく歴史的なアラゴン王国とスペインの関係
現在のスペインとバルセロナの関係をガイドさんから聞く
ざっくり説明すると、バルセロナの人達はそもそも民族から違うらしい
バルセロナの人は「カタルーニャ人」であることを知る
学校では「カタルーニャ語」を教えており、後に第一外国語としてスペイン語を学ぶらしい
例えばサッカーの試合スペインのチームが勝つと「スペイン万歳」みたいな事を言うが、バルセロナのチームが勝った場合「スペイン」と言う単語は出てこないらしい
そんなときは「ビバ!カタルーニャ!」って叫ぶという
なるほど、なぜこの国の注意書きは必ず2つの言語で書かれているのかようやく知った、旅行先がマドリードだったらこの事を知らずに終わっていただろう
まあ、日本みたいな島国だって大和民族の他にアイヌ人、ニヴフ人、ウィルタ人、琉球民族、在日ブラジル人、白系ロシア人
細かく分ければもっとあるらしいが 多くの民族がいるわけだから、ヨーロッパなんてもっといるんだろうなぁ
もっとも、日本が国連に提出している報告書に書かれている少数民族はアイヌ民族だけで、そのアイヌが北海道の先住者だと認められたのはほんの1~2年前だったと記憶する
多民族を認めたがらないアタマの固い排他的な日本人にしてみれば、同じ国で民族が言語も交えて住んでいる事は結構奇異に感じるところかもしれない
王の広場を見終わってまたテクテク歩く
この建物、前日は何だろうと思ってみていたが 右は市庁舎らしい元だったかな?
突き出てるガーゴイルが立派だったがこんなモノが何かの拍子にとれて落ちてきたらと想像すると怖い
下手すりゃ即死である
ガウディが作ったガス灯というのもあった
レイアール広場のガス灯
こんな物まで凝ったデザインをして、長い間大切にするなんていい国だな~と思う
その後、タパスの店でほんの1つのタパスとワイン1杯を楽しむ
私は白ワイン、ヨメとガイドさんはカヴァを飲んでいた
食事の途中にトイレに立つ
ヨメとガイドさんが話していたのが聞こえたが
「よく喋られるご主人ですね」と言ってた
むう・・・興奮していたな 私
この国でもう一つ学んだのは酒の飲み方
酔うために飲むのではなく、ほんの1杯をたしなむものであるという事
その代わり朝から飲んでいるが・・・
だが、ほんの1杯を楽しむなんて風習は今まで無かったので、今後の生活に取り入れたいと思った
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