4日目の朝である ここでふと思い出したが 最初にホテルに送って貰った時に、旅行会社の人から水はミネラルウォーターを飲むように言われていた
すっかり忘れて水道水をガブガブ飲んでた私
・・・なんともねーじゃねーか
念のためってことらしいが、少し脅かし過ぎではないかと・・・私の胃腸が丈夫なのか?知らないけど
ヨメに大笑いされた
気を取り直して朝食に・・・食事はホテルのバイキング
驚いた事に、朝からカヴァを薦められる 酒を薦められて断る私ではない
ヨメも飲んだが
パンとチーズとハムとサラダとフルーツとヨーグルト
ここに来て牛乳が恋しくなる・・・がどこにも見当たらないのは何故だろう?
地下鉄の自販機にも無かった、ホテルには自販機が無い
と、いうよりこの国は街中に自販機が無いのである
飲み物は歩きながら飲むよりも、カフェで座ってじっくり飲むものらしい
優雅で良いよな、そのほうが
食事と酒を楽しんでいると、外にルリカケスのような綺麗な青い鳥がいた
日本で見かけるスズメやカラスは居なかった
そもそも街中に電線が無いから鳥には不便かもしれないな
部屋に戻って今日の観光の用意
この日は街中を歩いてガイドして貰うというもの
昨日さんざん歩いたのにまた歩くのか・・・健康な旅だったな、今思うと
部屋を出る前に、ベッドメイキング用のチップをベッドの横のテーブルに置く
1人1ユーロ・・・だが、その1ユーロ硬貨が無い
2ユーロの硬貨も無かった
・・・ので合わせて1ユーロ分の硬貨を積み上げておいておく
チップってこんなんじゃないのではないかと笑いながら
帰ってきたらしっかり無くなっててまた笑った
タクシーに乗って、ガイドさんとの待ち合わせ場所へ行く
そろそろ見慣れてきたバルセロナの街
左に自転車が並んで見えるのは、前に書いたがこの国の貸し自転車システムだ
チョッピリ映画の悪人面したタクシーの運転手さんが何やら話しかけてくれた
「ビッグポケット」という単語を使っている
さっぱり解らずに運転手さんが呆れ顔になった頃、「スリ」の事だと気付く
「スリに注意しろ」としきりに言ってくれてた模様
タクシー降りる前に理解できて良かった 笑顔で運ちゃんと別れる事が出来た
で、後でガイドさんに聞いたらスリはいかにも怪しいおっさんとかではなくて
観光者を装った若い娘が多いのだそうだ
その後、娘っちゅー娘どもを危険視してしまった
ガイドさんとの待ち合わせ場所に到着
他にも日本人がいるのかと思ったが、誰もいない
そのうちに中林さん(仮名)と名乗るガイドさんが到着
なんだかインテリなおばさんって感じの人
で、どうやらこの日の散歩ツアー
申し込んでるのは我々だけの模様である
と、いうことは 今日はこのガイドさんを一人占めできるということだ
聞きたい事聞けるし、多少の我儘もアリかもしれない
なかなかついてる旅行である
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