最近、友人とよくメールをしたり電話をしたりしている
大学時代の友人が多いが・・・
大学時代の友人と言えば、大きく3つのグループ分けが出来る
まずは同級生、いわゆる「学友」である
もっとも名ばかりの学友で、実際には「悪友」である
学生時代に勉学の話なんぞした憶えはあまりない
しかし、この歳になるとそうでもない
結局のところみんな歯医者になり、殆どは開業医
同じ事をしているからだ、ここんとこが同級生の結びつきを強くしているな
そして、大学の「部」の仲間
こっちは同じ事をしているわけでもないし、この数年会ってないような奴もいる
だが、ともに苦労を分かち合ってきたという事は大きいのだろう
今なお続いている友人関係の一つである
もうひとつは「医科学生オーケストラ」の仲間である
こっちになると、大学すら同じではない
年に10日位しか顔を合わせなかった仲だったが、未だに友情が続いている
悪友たちは兎も角として、オケ関係の友達とは良く続いているものだと我ながら思う
もともと「義理がたい」性格だと人から言われるが・・・
だが、実際に「楽しかった」のだ それだけは間違いない
しかし、やっていた当時「楽しい」と思った事はあまりないかもしれない
どちらかと言うと苦しかった
音楽は音を楽しむなどというが実際取り組んでいると「音」が「苦」になると・・・
現役生は必ず言う
だが、苦しみ抜いてやり終えた事・・・その時に初めて「楽しかった」と心から言えるのではないだろうか
過去を振り返ってみて、「楽しかった」事よりも「苦しかった」事の方が、自分の身についているスキルになっている気がする
「天のまさに之を与えんとするや、先ず之を苦しむ」
(天が人に何かを与えようとする時、初めに苦しませる)
という
「苦しさ」という種を血や汗や涙で育てた者のみが・・・
実を結んだり開花させたり出来るのだと思う
これからも、歯医者としてもっと苦しまなければいけないのだと思うと
多少気が重いけどな・・・
PR