さて、久しぶりの豪華ディナーだ。行くと決めたら気合を入れるしかない。
実家の地下に久しぶりに潜る。
勤務時代、まだ裕福な時に買った秘蔵のワインが眠っていたのだ。
1998年のオーストラリアのメルロー
当時1万数千円だったと記憶しているが、どうだったか?
岩手の店長一押しだったのだが、7年くらい地下で眠っていた。
果たしてそんなに長く置いてても大丈夫な地下なのか?
疑問もあったし、良い機会なのでレストランに早めに行って手ごろな温度で保管しといて貰う。
持ち込み両は取られるが、レストランでワイン買うよりは断然安いし、物が物だけに痛くも痒くも無い気分。
やはり良いワインは良い料理に合わせてこそだろう。
さて、食事である。
このレストランには先代の犬であるヒメもよく来ていた。
まあ、10歳過ぎてからだが・・・あいつは空気を読んでいて、絶対に声など出さなかったものだった。
ワインを置かせてもらいに行った時にエリを連れて行った。
「今日はこの子も来るの?」と言われたが、「来ません」と答える。
エリにはまだ早かろう・・・
エリはドッグカフェのおかげで店に慣れてしまっててはしゃぎたがるし、声を出さない・・・と言い切れる自信が無い。
で、エリは留守番である。
前菜はイカのポワレだかなんか・・・
妹はここの前菜が一番好きだとか言う。
一番腹減ってるときに食べるから美味しいと感じることもあるだろうが、あまりそういうことは声に出してはいけない。
シェフは気合入れてメインまで作ってくれるのに・・・
そういえば従兄弟をバーに連れて行った時に、水を飲んで感激するが・・・
「ここは水が美味いですね」
と、なんだかフォロー不可気味な褒め方をしやがったり・・・そんな家系か?
魚料理は寒鯛のなんとか・・・
先代犬のヒメはここのタイのムニエルが大好物だったな・・・
皆に少しづつもらって、やがて1人前食べてたかもしれない。
で、次の肉料理でても食べようとしなかったり・・・
この後、口直しのシャーベットが出る。
まあ、以前と比べて量は減ったな。全体的に、
世界規模の食物不足だし納得かもしれん・・・
それ以上に丁度良い量になったことも事実。
そして、メインの肉はいつも楽しみ。
色々出してくれるのだ。ラム、鹿、鴨、コガモ、うずらに鳩・・・他は何かあったかな?唯一ウサギはまだ食べていない。
フランス料理のウサギは是非食べてみたいのだが・・・
横手に住んでる頃は、鍋や焼き鳥でウサギはよく食べたっけ。
店の人が言ってたが、メインにはあらかじめ、「牛ヒレにしてください」ってお客が結構居るとか・・・
折角こんなトコに来て、そんな町の肉屋で普通に売ってるものを食べたいってのがよく解らん・・・まあ、調理の技術に天と地以上の差があることは認めるがな。
この日は子牛のフィレだったか・・・「子」がついてるだけ良いか。
件のワインと良く合った。
いや、もっと重い料理のほうが良かったが、それだけそのワインは相当にイケる。いいわ、実家の地下。ワインがハツラツとしてた
実はもうひとつ秘蔵のワインがあるのだがもう数年とっておいても問題なさそう。
1970年代のだった気がする。
で、コレがデザート
デザートは以前より凝りはじめたかな?シェフ
婆ちゃんのだけは文字とロウソク。
ひっさしぶりに満足のいくディナーだったが、体重計に乗りたくない気持ちでいっぱいになった。
ちなみに昨日の夜の体重 -0.6キロ
でも風呂から上がったら-1キロになってたが・・・重いほうでみておくか
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