結構前の話になるが
米国のある大学の研究チームが、夢も希望もないことを発表をした。
神経学の専門誌で発表したらしいが、その内容というのは
アルコールを飲めば飲むほど脳が萎縮するというものだ。
研究チームでは適量のアルコールにより、加齢によって進む脳容積の減少を食い止める事が可能か検証しようとしたが、結果は不可能だったという。
なんと、夢も希望も無い発表ではないか。
しかし、アルコールというのは何故こんなにも愛されているのだろう。
親睦を深めるのに必要不可欠であり、飲めない者は兎も角として、「飲まない」ヤツは人から信頼されない。
酒の上での喧嘩もあるが、仲直りにはまた酒を酌み交す。
「酒の無い、国に行きたき二日酔い また三日目に帰りたくなる」
という川柳があったり。
洋の東西を問わず、食事には不可欠である。
小説を読んでいても、どこの国の偉い人でも飲んでいる描写がある。
まあ、小説家には酒飲みが多いので自然にそうなるのかもしれないが・・・
しかし、別に偉くない下々の者が酒を飲んでいる描写もある。
まあ、小節ってのは昔の話が多い。
今より暖房器具が発達していない時代。
それに寒い地域などは体を温めるために必要だったのだろう。
ゴルフが18ラウンドで勝敗を決めることになった経緯のひとつの説に
1ラウンドにつきウィスキーをワンショット
18ホール終わる頃にちょうどボトルが空になるからとか・・・
寒い寒いスコットランドの羊飼い達が暇つぶしにやった遊び
スコッチウィスキーをぶら下げ、体を温めながらやっていたのだろうか?
しかし、ウィスキー1本なんて空く前にどうにかなってしまいそうな気がするが・・・
しかし今の時代
「酒は百薬の長」と言われているのは結局のところ間違いなのだろうか?
「酒は万病の元」とも言うし。
しかし、長生きした人で酒が好きだった人は多かったのではないか?
泉重千代さんとか、蟹江きんさんとか・・・
酒を我慢する精神的ストレスよりも、酒を飲んで精神を開放する事の方がむしろ健康にいいのではないか?
等と・・・いろんな理屈を無理矢理つけてまた飲んでしまうんだろうな。
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