愚痴から始まったが、帝国ホテルのオールドインペリアルバーでビールを目の前にソーセージが来るのを待つ
・・・が、一向に現れないソーセージ
黒ビールだから多少ぬるくなるのはイイのだが
ふと気づいて目の前の伝票確かめたらソーセージが入ってない
注文したのに入ってないよとバーテンダーに柔らかく指摘
メシ食って来たから無理に食う事もあるまいとキャンセルした
・・・が、出て来る そしてお金いらないと嬉しい事言ってくれる
そうなりゃあ貪りつく浅ましいワタクシ 付いていたザワークラウトもベーコンが入ってて炒めてある スゲー美味い
日比谷公園のイベントなどではこれを格安の値段で売るらしい
見つけたらスグ買わないと損だな まあ、今回はそれより嬉しいタダだが
ソーセージとビールをやりながら店内を観察 重厚な造りで結構広い
客も多くて少々賑やかだがタバコ吸う人達が少ないのが嬉しい
ビールは残っているが、ここからはバーと駆け引きの時間
ふらりと入ったバーでバーテンダーと仲良くなるのは旅の醍醐味だ
静かに、マナー良くってのは最低限の条件
思うに加えて「モルトウィスキー」が好きだとバーテンダーに気に入られるような気がする
特に「アイラ」は殺し文句なんじゃあないだろうか?
タイミングが大切だ
少し時間の空いた感じのバーテンダーと目があった隙に気になるモルトを指差す 見た事の無い「アイラ」のボトル キルホーマンの3年
そんなディスティラリー(蒸留所)知らん
聞いてみると今、スコットランドのアイラ島で一番新しい蒸留所らしい
新しいからまだ3年なのか
飲んでいるとバーテンダーが「良いお水がありますよ」とグレンリベットの仕込み水を出してくれた
いやいや・・・グレンリベットの仕込み水ならグレンリベットと飲みたいですよとバーテンダーに
ちなみに左に半分写ってるのが件のキルホーマン
キルホーマンを早々に飲み干してグレンリベットを注文
これも凄ぇ、ゴードンマックファイル社の21年物 でも同じ21年ならこっちの方が安い事は店の前にあったメニューみて確認済み
ネゴシアンのは久しぶりだな~と楽しむ
色々書いてるがモルト好きじゃないと何言ってるか解んないだろうな・・・
ネゴシアンってのは瓶詰めの業者 中でもゴードンマックファイル社は有名
この人達が世界にシングルモルトの美味しさを伝えた・・・と言われている
ほんの20何年前にはグレンリベットの21年なんてのは日本じゃあ幻の酒だったんじゃなかろうか?
まあ、今でもなかなかお目にかかれないが
良い時代になったな~と思ってみる