話をまとめてたら7部作になってしまいました。
金曜日はエリのことをなんとか書こうと思いますけど、暫くはこの話です。
興味のない方はスミマセン。
4月だったか5月だったか、既によく憶えていないが
大学のクラブの先輩から電話がかかる・・・
曰く、今年の演奏会にコントラファゴットで出場は可能か?ということだ。
ふたつ返事でOK・・・といきたいところだが問題があった。
その昔、医科学生オーケストラ連盟では
「コントラの男」などと呼ばれていたが・・・
楽器は持っておらず借り物ばかりだった。
卒業してからは楽器を握る機会も減り、コントラファゴット欲しいな~と思いながらも、車より高いその楽器は夢の世界のものになっていた。
中古で2~300万なんてどういう楽器か。
まずは楽器を借りるところからスタート
医科学生オーケストラの仲間に声をかける・・・
だが、なんということか
同じ時期にその「全日本医科学生オーケストラ」の本番があり
もしかしたら、それにコントラファゴットのある曲が選ばれていた場合、楽器のみならず、本人が出場を依頼されるかもしれないとのことだった・・・
この人たちだって卒後10年以上経ってる人達なのになんてことか。
6月中旬までわからないとのことだったが、結局は本人さえ出場に決まる。
楽器は借りられない、仕方がないのでお金がかかるらしいがOBの先輩が借りてきてくれた。
この先輩自身は出場もしないのに、わざわざ車でとりにいってくれるやらなにやら・・・なにからなにまでお世話になってしまう。
考えてみたら、常識で考えれば8月なんて定期演奏会シーズンではない。
それに、そんな時期にやるってことは最初っから「医科学生オケ」に出場する意思は皆無ってことか・・・
せっかく学生時代に音楽やってるなら、色んなところで見聞広めたほうが勉強になるのに・・・同志やプロの演奏家や指揮者・・・たぶん一生の宝だぞ。
しかし、そんな状況を経て 岩手医科大学定期演奏会に現役パートリーダーより、正式に出場を依頼される。
最後に出たのは開業前・・・実に4年ぶりの出場となった。
PR