さて、演奏会に出場するのはいいが、問題は練習である。
なんども富山から行かねばならないのは正直きびしい。
しかし、まさかゲネ本(ゲネラルプローベと本番のみ)で出場できる曲ではない。
注:ゲネラルプローベ 本番前の最後のリハーサル 通し稽古
弦楽器のOB連中にはこのゲネ本を平気でやるような不貞の輩が結構居る。
練習にも来ないで、本番だけ楽しもうというハラだ。
特に弦楽器のヤツは大勢いて周りに埋もれることが出来るのでコレがやりやすいのだ、出来ないトコは弾きマネして。
こーゆー奴らは演奏を壊す、学生オケはその年その年で風格が変わる。
皆それに合わせた練習を続けてきているのに、それを解らずに昔のやり方でやってくれるので、音楽が合わなくなる。
こいつらって現役部員に失礼だとか思ったことないのだろうか?
私は現役の頃からこーゆー奴らが嫌いでたまらなかった。
だが、若い現役生がOBのオジサン、オバサンに対して強気な発言など、いかに私でも出来るわけがない。
今後はこのようなOBの排除に努めようと思ってたり・・・
私は現役部員の練習に来ない奴にもハラたててたものだ。あたりまえだが、
3年前に酒の席・・・現役時代とっても不真面目で人に迷惑かけまくってたクセに卒後はヘラヘラと出場してたOGが私の前に座った時に、
「俺がお前なんかを許せると思うなよ」と面と向かって言ってやったことがある。
その後、そのOGは妙にコソコソしているし、ここ2年ほどは姿をみない。
とっても気分がよくなった。家にあった邪魔な粗大ゴミを捨てたときのような・・・もう、いっそ死んでればいいのにな、あの女。
そんな性格の私だから、練習は行かずにはいられない。
だいたい、曲がブラームスの1番
難しすぎる
だいたいコントラファゴットって楽器・・・
全然目立たないのである、そして失敗してもあまり気づかれない。
「音色」という表現が果たして正しいのか?と疑問になるような
形容しがたい低音を出す楽器だ。
しかしながら、この曲はブラームスが10年かかって完成させた曲。
流石に完成度が高くごまかしがきかない、コントラファゴットの使い方も非常に巧みで繊細だ。
ブラームスの交響曲ってどれも凄く完成度高いよな、ベートーベンやチャイコフスキーって最初の頃の交響曲は未熟さが目立つものだが・・・
まあ、そんな訳で、岩手に練習に行くことになったのであった。
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