開演は6時だった 5時前に家を出る
本当なら、とこなつや鹿の子餅など 呉西でも指折りに美味しい(主観的)菓子を買って行きたかったのだが娘と遊んでたら時間が無くなった
おそらく向かいの高岡高校に止めなきゃいけないだろうな~と思っていたが
そんなものじゃないらしく、美術館の後ろに回ってくれと言われる
これはヤバいと悟る
慌てて医科オケの後輩辻木君に電話
彼に私の分も当日券買っておいてくれと頼む
しかし、時すでに遅し
前売りの時点で無くなっていた模様
高岡ってところの文化水準を考えると、チケットが無くなるとは思ってなかった
が、私の前を走って同じ駐車場に止まった車は大阪ナンバー
呉西の人間だけが来るわけではないらしい
しかも、高岡文化ホールは小さいのですぐに満席になる模様
もっとでかいもん作れ だから廃れるんだ
さて、どうしたものか
やや呆然としながら楽屋の前にたたずむ私と辻木君
楽屋からステージ向かい燕尾服で通るN饗のプレイヤー達
その中に知り合いが2人
オーボエ、コールアングレの和久井先生と会う
チケットの事を聞かれ、事実を告げると バカだな、言ってくれれば取ったのに と・・・
ええ、何かすごいバカな気がしてきました
そしてそこにもう一人の知り合い
ティンパニの久保先生も通りかかる
この方も医オケで打楽器を指導しておられるので面識があるのである
一介の歯科医師が、N饗に2人も知り合いがいるというのも妙な話かもしれない
が、そうではない
一介の歯科医師ではなく、私は「管楽器奏者専門歯科医師」なのでこのようにトッププレイヤーに知り合いが居るのだ
ティンパニは管楽器じゃないが・・・
で、久保先生にも話をしたら苦笑いをされてしまう始末
そーこーしているうちに始まってしまった
扉越しに聞こえるモーツァルト
N饗のモーツァルトなんて長い事聞いてない
耳を澄ませて立ち聞きしていたら久保先生がまた来られた
そうか、乗り番じゃなかったらしい
手招きで呼ばれる ノコノコついている我々
なんと、先生が席を確保してくださったのである
先生、ありがとうございます
まあ、ウチの医院も最近インフルエンザでキャンセルする人が結構いるし
空いた席くらいあると思ったんだがな・・・