朝のニュースでやっていた。
途中から少し視ただけなので詳しいところはわからないが、
商店街が、生き残りをかけている。
活発な論議が行われている、大手のスーパーやデパートが売れる中 必死だろう。
最近は旅行に言っても、伝統のありそうな駅前の商店街は軒並みシャッターがしまっている。
シャッター通りなどと呼ばれ、面白くない。昔はこんなところにその土地ならではの菓子や土産もあったのではないか・・・そう思うと淋しい。
是非とも活発な意見と共に、商店街の再生を期待したい。
だが、気付く・・・応援したい気持ちは確かにあるが、歴史的にそのような状態を招いたのは他でもないその商店街の住人たちだった。
大店法とか呼ばれる法律、大規模小売店舗規正法?だったかな?自信薄だが・・・
スーパー等が近くに出来ると 自分たちがもうからないということで、厳しい条件を出した。
結果、大規模な店は面倒なのを嫌い郊外へ・・・すると客は皆郊外へ買い物に行き、商店街には人が寄り付かなくなった。 歴史的に有名な事実だ。
せめて、近くにあれば大型店への買い物の際 ついでに寄ってくれることが期待できたのに・・・・
本来行うべき努力をせずに、法律に保護をもとめ、既得権益を守ろうとしたもの達のあわれな末路だ。
時代の流れに乗れなかった者の行く末は厳しい。
サルの世界にも時代の流れがある。
近年、水を使って食べ物の汚れを落として食べることに気付いたサルが現れた。
若いサルはそれを真似て水で洗う、だが年老いたボスざるは もうそれができない。
若い者たちに食料を次々にとられる結果となっていたが、時代に対応できなかった今の商店街と大型スーパーの関係のようだ。
既得権益に溺れたあわれなサル共の悲劇が、せめて喜劇になるように期待しつつ、歯科の世界も既得権益に溺れることなく創意工夫と努力を持って発展していかなければいけない。
明日はわが身であるのだから。
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